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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 導入・設計ガイド


2.9.2 セキュリティ管理できる機器

JP1/IT Desktop Management 2では、管理対象となる機器だけセキュリティ管理できます。

なお、管理対象となる機器は、エージェントが導入されているかどうかで異なります。セキュリティ管理できる機器について次の表に示します。

機種種別

OS種別

セキュリティ管理機能の実行可否

セキュリティの判定

自動対策

アクション

メッセージ通知

ネットワーク制御

コンピュータ

Windows Server 2019

○ ※1、※2

△ ※3、※6

△ ※3、※4、※6

○ 

Windows Server 2016

Windows 10

Windows 8.1

Windows 8

Windows Server 2012 R2

Windows Server 2012

Windows 7

Windows Server 2008 R2

Windows Server 2008

Windows Vista

Windows Server 2003 R2※5

Windows Server 2003※5

Windows XP

Linux

  • CentOS

  • Red Hat Enterprise Linux

  • Oracle Linux

× 

× 

× 

○ 

UNIX

  • AIX

  • HP-UX

  • Solaris

Mac OS

○ 

× 

× 

○ 

不明

× 

× 

× 

○ 

スマートデバイス

iOS

× 

× 

× 

○ 

Android

ストレージ

× 

× 

× 

○ 

ネットワーク装置

プリンタ

周辺装置

USBデバイス

ディスプレイ

その他

管理者が追加した機器種別

不明な機器

(凡例)○:実行できる △:エージェント導入済みの機器だけ実行できる ×:実行できない −:該当なし

注※1 エディションが「不明」の場合、対象外となります。

注※2 Active Directoryの探索、またはネットワークの探索のSNMP認証で管理対象にしたコンピュータは、セキュリティの判定はできません(判定結果は「不明」になります)。

注※3 対象のコンピュータをオンライン管理しているときだけ実行できます。オフライン管理のコンピュータにセキュリティポリシー違反があった場合は、手動で対策してください。

注※4 Citrix XenApp、Microsoft RDSサーバの場合、メッセージ通知は実行できません。

注※5 Windows Server 2003とWindows Server 2003 R2は、同じOSとして扱われます。例えば、[セキュリティポリシーの編集]ダイアログのセキュリティ設定項目の「更新プログラム」で、指定したグループにWindows Server 2003 Standard Editionが含まれる場合、Windows Server 2003 Standard EditionおよびWindows Server 2003 R2 Standard Editionが対象となります。

注※6 API管理機器の場合、自動対策およびメッセージ通知は実行できません。