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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 導入・設計ガイド


2.5 エージェントの導入

JP1/IT Desktop Management 2でコンピュータを管理する場合、対象のコンピュータにエージェントを導入することをお勧めします。エージェントを導入することで、操作画面からコンピュータの状況を把握したり、動作を制御したりするなど、JP1/IT Desktop Management 2のすべての機能を利用して効率良く管理できます。

エージェントを導入してコンピュータを管理する方法には、オンライン管理とオフライン管理の2つがあります。

ヒント

エージェントを導入しなくても(エージェントレスでも)コンピュータを管理できますが、セキュリティの自動対策やメッセージの通知機能、ソフトウェアやファイルの配布など、一部の機能が利用できません。なお、コンピュータ以外の機器は、エージェントレスで管理します。

コンピュータにエージェントを導入するには、次の方法があります。

オンライン管理の場合

オフライン管理の場合

ヒント

エージェントを導入するとコンピュータが自動的に管理対象になるため、1台につき製品ライセンスを1つ使います。

ヒント

OSがUNIXまたはMac OSのコンピュータに対しては、管理用サーバからの配信やインストールセットの利用によって、エージェントを導入することはできません。OSがUNIXのコンピュータへのエージェントの導入については、マニュアル「JP1/IT Desktop Management 2 - Agent(UNIX(R)用) 」を参照してください。OSがMac OSのコンピュータへのエージェントの導入については、取扱説明書「Mac OSエージェント機能」を参照してください。

〈この節の構成〉