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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 導入・設計ガイド


付録A.9 再起動によって設定が適用されるケース

JP1/IT Desktop Management 2では、設定を適用するためにコンピュータの再起動が必要な場合があります。 次の場合に、再起動が必要です。

セキュリティポリシーを編集した場合

次の項目のうちどれかを編集したときに、編集したセキュリティポリシーが割り当てられているコンピュータを再起動してください。()内には、該当するセキュリティ設定項目を示します。再起動すると編集後のセキュリティポリシーがコンピュータに適用されます。

注※ 機器の使用抑止と操作ログの取得は、セキュリティポリシーが割り当てられたタイミングで適用されます。ただし、機器の使用抑止や操作ログの一部の設定は再起動後に有効になるため、コンピュータの再起動を推奨します。

再起動後に有効となる設定を次に示します。

分類

設定項目

[操作ログ]

操作ログの取得対象

  • ファイルコピー

  • ファイル移動

  • ファイル名称変更

  • ファイル作成

  • ファイル削除

  • ファイルアップロード

  • ファイルダウンロード

  • ファイル送信

  • ファイル受信

  • メール送信(添付ファイル付)

  • メール受信(添付ファイル付)

  • 添付ファイル保存

  • フォルダコピー

  • フォルダ移動

  • フォルダ名称変更

  • フォルダ作成

  • フォルダ削除

不審とみなす操作

  • 添付ファイル付きメールの送受信

  • Web/FTPサーバの使用

  • 外部メディア(リムーバブルディスク)へのファイルコピーと移動

[禁止操作]

書き込み抑止デバイスの一覧

  • リムーバブルディスク

  • CD/DVDドライブ

  • FDドライブ

セキュリティポリシーを割り当てた場合

セキュリティポリシーを割り当てたコンピュータを再起動してください。再起動すると、割り当てたセキュリティポリシーがコンピュータに適用されます。

機器の使用抑止と操作ログの取得は、セキュリティポリシーが割り当てられたタイミングで適用されます。ただし、機器の使用抑止や操作ログの一部の設定は、再起動後に有効になることがあります。

手動でセキュリティ対策を実施した場合

次の設定項目を対策した場合に、対策を実施したコンピュータを再起動してください。()内には、該当するセキュリティ設定項目を示します。再起動すると、セキュリティ対策が実行されます。