2.8.20 JP1/NETM/NM - Manager連携によるネットワーク制御機能
JP1/IT Desktop Management 2とJP1/NETM/NM - Managerと連携することで、ネットワークモニタを有効にしたコンピュータを設置しなくても、ネットワークを制御できます。
JP1/NETM/NM - Managerと連携するには、JP1/NETM/NM - Managerとネットワーク制御用アプライアンスを導入する必要があります。連携できるJP1/NETM/NM - Managerのバージョンは、09-50以降です。
JP1/NETM/NM - Managerと連携すると、ネットワーク制御用アプライアンスでネットワーク接続を制御できるようになるため、ネットワークモニタを有効にしたコンピュータを拠点ごとに設置したり、管理したりする必要がありません。
JP1/NETM/NM - Managerと連携してネットワークを制御する流れを次の図に示します。
JP1/IT Desktop Management 2 - Managerから、ネットワーク制御用リストの許可機器一覧および排除機器一覧をJP1/NETM/NM - Managerに送信します。JP1/NETM/NM - Managerからネットワーク制御用アプライアンスに、許可機器一覧および排除機器一覧を配布します。ネットワーク制御用アプライアンスで、配布された許可機器一覧および排除機器一覧に従って、ネットワークセグメントのネットワーク接続を制御します。
JP1/NETM/NM - Managerで管理している機器のネットワーク接続は検知できますが、JP1/IT Desktop Management 2のネットワーク監視機能とは異なり、ネットワーク探索は自動で実行されません。
JP1/IT Desktop Management 2では次に示す設定ができないため、JP1/NETM/NM - Managerで設定してください。
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ネットワーク制御用アプライアンスの環境設定
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JP1/NETM/NM - Managerで管理している機器の特例接続の設定
JP1/NETM/NM - Managerでの設定については、マニュアル「JP1 Version 9 JP1/NETM/Network Monitor - Manager」またはマニュアル「JP1 Version 10 JP1/NETM/Network Monitor - Manager」を参照してください。
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