2.8.7 ネットワークモニタ設定の管理
ネットワークモニタを設定すると、ネットワークセグメントごとにネットワークを制御できます。
ネットワークモニタ設定は、デフォルトでネットワークへの接続を許可する「(標準設定)」、ネットワークへの接続を許可しない「許可しない設定」、ネットワークへの接続を許可しネットワーク接続を遮断しない「標準設定(遮断しない)」、およびネットワークへの接続は許可しないがネットワーク接続を遮断しない「許可しない設定(遮断しない)」が提供されます。複数のネットワークモニタ設定を使い分ける必要がない場合は、「(標準設定)」をすべてのセグメントに割り当てることで、一括して設定を変更できます。
- メモ
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ネットワークモニタ設定のデフォルト設定「標準設定(遮断しない)」と「許可しない設定(遮断しない)」は、管理用サーバの新規構築時および再構築時に提供されます。アップグレード時には提供されません。
ネットワークセグメントごとにネットワークモニタ設定を分けたい場合は、ネットワークモニタ設定を作成します。
ネットワーク接続の制御方法を変更する場合、ネットワークモニタ設定を編集します。
運用状況の変更に伴ってネットワークモニタ設定が不要になった場合、ネットワークモニタ設定を削除します。
なお、ネットワークモニタ設定は、作成後にネットワークセグメントごとに割り当てる必要があります。
ネットワークモニタ設定を管理する方法の詳細については、マニュアル「JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド」の、ネットワークモニタ設定を管理する方法の説明を参照してください。
- ヒント
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ネットワークモニタ設定を作成する時に、[ネットワーク制御]−[ネットワーク制御の設定]−[ネットワークモニタ設定の追加]ダイアログの[機器の検知のみ行い、ネットワークへの接続を遮断しない]をチェックすると、遮断対象となる機器がネットワークに接続されるとイベントが発行され、ネットワークの探索が実行されます。
デフォルトで提供されるネットワークモニタ設定の「標準設定(遮断しない)」と「許可しない設定(遮断しない)」は、[機器の検知のみ行い、ネットワークへの接続を遮断しない]がチェックされています。