2.7.1 連絡先と設置場所の設定
連絡先はシステムを管理する上での連絡先，およびシステム管理者に連絡する方法についての情報です。設置場所はシステムの物理的な位置を示します。
連絡先と設置場所は，次のどちらかの方法で設定できます。
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構成定義ファイル（/etc/SnmpAgent.d/snmpd.conf）
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snmpdmプロセスのオプション
2つの方法が併用されている場合，システムはsnmpdmプロセスのオプションで指定された値を使用します。
(1) 構成定義ファイル（/etc/SnmpAgent.d/snmpd.conf）で設定する方法
次に示す手順で構成定義ファイル（/etc/SnmpAgent.d/snmpd.conf）を編集して，連絡先と設置場所を設定します。
操作手順
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構成定義ファイルの次の2行を検索する。
#contact: # enter contact person for agent #location: # enter location of agent
なお，検索する行は，構成定義ファイルの最後に記載されています。
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contact:ラベルの前の#と，コメント（#のあとの部分）を削除する。
location:ラベルも同様にします。
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contact:ラべルのあとに連絡先をASCII文字列で記述する。
連絡先の最大長は255文字です。なお，連絡先には連絡方法の情報も付加します。
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location:ラべルのあとに設置場所をASCII文字列で記述する。
設置場所の最大長は255文字です。
（例）
contact: Bob Jones (Phone 555-2000) location: 1st Floor near Mens Room
(2) snmpdmプロセスのオプションで設定する方法
オプションに連絡先と設置場所を指定して，snmpdmプロセスを起動します。snmpdmプロセスの詳細については，「5. コマンドとプロセス」の「snmpdm」を参照してください。
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AIXの場合の指定例を次に示します。
/usr/sbin/snmpdm -C 連絡先 -L 設置場所