2.3.4 IPv6トラップ宛先の設定(09-00以前のバージョンから上書きインストールする場合)
SNMPエージェントを09-00以前のバージョンから上書きインストールする場合,SNMPエージェントが発行するSNMPトラップをIPv6通信で発行するためには,上書きインストール後に,次の手順で構成定義ファイルsnmpd.cnfを編集してください。
操作手順
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構成定義ファイルsnmpd.cnfを任意の場所へ退避する。
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インストール用バックアップファイルの構成定義ファイルsnmpd.cnfを構成定義ファイルのパス(/etc/srconf/agt)へコピーする。
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手順1.で退避した構成定義ファイルsnmpd.cnfと手順2.でコピーした構成定義ファイルsnmpd.cnfを比較して差異がある場合,退避した構成定義ファイルsnmpd.cnfの設定内容をコピーした構成定義ファイルsnmpd.cnfに設定する。
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IPv6トラップ宛先を設定する。
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snmpstartコマンドでSNMPエージェントを起動する。
SolarisおよびAIXの場合でネイティブエージェントを停止したくない場合は,snmpstartコマンドを-nオプションで実行してください。
なお,構成定義ファイルsnmpd.cnfへのパス,インストール用バックアップファイルの構成定義ファイルsnmpd.cnfへのパスについては,「付録A SNMPエージェントのファイルの一覧」を参照してください。
IPv6トラップ宛先の設定の詳細については,「2.8 IPv6の設定」を参照してください。