7.4.5 イベント遅延定義ファイル(apmdelay.conf)
イベント遅延定義ファイルには,APMが発行するイベントの消失を防ぐために,イベント通知を遅延させる情報を定義します。なお,TCP通信でイベントを通知する場合は,イベントを遅延させることはできません。なお,このファイルを変更した場合は,次のどちらかの処理を実行してください。
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apmchgコマンドの-dオプションを指定して再読み込みを実行する。
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APMを再起動する。
(1) 書式
イベント遅延定義ファイルの書式を,次に示します。
(2) 定義内容
キー名 |
説明 |
---|---|
DELAYMODE 《OFF》 |
イベント遅延機能を使用するかどうか指定します。 |
DEVENTNUM 《5》((1〜20個)) |
遅延させるイベントの単位を指定します。指定した個数ごとにイベントを遅延させます。 |
DINTERVAL 《2》((1〜5秒)) |
イベントの遅延間隔を指定します。監視マネージャのssoapmon.defファイルのevent-lost-limitで指定した値よりも大きい値は指定しないでください。 |
(3) 注意事項
DINTERVAL:キーの設定値はssoapmon動作定義ファイル(ssoapmon.def)のevent-lost-limit:キーに設定した値の半分以下の数値を指定してください。
ssoapmon動作定義ファイル(ssoapmon.def)については,「7.3.7 ssoapmon動作定義ファイル(ssoapmon.def)」を参照してください。