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JP1 Version 12 JP1/SNMP System Observer


付録K.1 使用可能な変数

自動アクションで使用するコマンドに使用できる変数を説明します。なお,自動アクションについては「2.5.2(4) 自動アクションおよびリモートコマンド」を参照してください。

自動アクションで使用できる変数を,次の表に示します。

表K‒1 自動アクションで定義できる変数

変数名

リソース収集での使用可否

プロセス監視での使用可否

サービス監視での使用可否

$DATE$

事象発生時の日付(形式:yyyy/mm/dd)

$TIME$

事象発生時の時刻(形式:hh:mm:ss)

$SERVERNAME$

対象被監視サーバのサーバ名

$IPADDRESS$

対象被監視サーバのIPアドレス

$RSCID$

対象リソースのリソースID

$CATEGORY$

対象リソースのカテゴリ名

$RSCNAME$

対象リソースのリソース名

$SUBRSCNAME$

対象リソースのサブリソース名

$INSTANCE$

対象となるインスタンス名

$DATAVALUE$

対象となるデータ値

$THRESHOLD_WAR$

対象リソースの警戒しきい値

$THRESHOLD_CRI$

対象リソースの危険しきい値

$APPLICATION$

対象となるアプリケーション名

$PROCESSNAME$

対象となるプロセス名

  • 親プロセスの場合

    "親プロセス名(プロセス種別)"

  • 子プロセスの場合

    "親プロセス名(プロセス種別):子プロセス名(プロセス種別)"

プロセス種別

  • 実行ファイル名:"F"

  • コマンドライン名:"C"

$PROCESSCOUNT$

対象プロセスの動作個数

$THRESHOLD_UP$

対象プロセスの上限しきい値

$THRESHOLD_LOW$

対象プロセスの下限しきい値

$STATUS$

変更後のリソース,アプリケーション,またはプロセスの状態

  • リソース監視の場合

    非監視:Unm

    認識不能:Unk

    正常域:Nor

    警戒域:War

    危険域:Cri

  • プロセス監視の場合

    認識不能:Unk

    正常域:Nor

    警戒域:War

    危険域:Cri

$SERVICENAME$

  • サービス名

    "サービス名(種別)"

  • 種別

    サービス名:"S"

$SERVICESTATUS$

  • 変更後のサービス動作状態

    起動:Running

    停止:Stopped

    中断:Paused

    起動処理中:Start Pending

    停止処理中:Stop Pending

    中断処理中:Pause Pending

    再開処理中:Continue Pending

    サービス名不正:Invalid Name

    認識不能:Unknown

(凡例)

○:使用できることを示します。

−:使用できないことを示します。

注※ プロセスの状態変更時に実行する場合だけ指定できます。