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JP1 Version 12 JP1/SNMP System Observer


7.3.30 NNMアクション動作定義ファイル(ssonnmaction.conf)

NNMアクション動作定義ファイルには,アクション連携機能に関する設定を定義します。ssoconsoledデーモンプロセス起動後,初めてインシデントグラフを起動したときに読み込まれます。設定内容を変更した場合,ssoconsoledデーモンプロセスを再起動する必要があります。

〈この項の構成〉

(1) 書式

NNMアクション動作定義ファイルの書式を,次に示します。

[図データ]

NNMアクション動作定義ファイルを記述する場合の注意事項を次に示します。

(2) 定義内容

NNMアクション動作定義ファイルの定義内容を次の表に示します。

キー名

nnm-incidentgraph-before

《0;6;0》((0〜30;0〜23;0〜59))

インシデントグラフを表示する機能で使用します。

インシデント発生日時のどのくらい前からグラフ表示するかを設定します。

この値は,インシデントグラフ表示範囲指定画面で[表示範囲 発生日時]の[前]の初期値として表示されます。

nnm-incidentgraph-after

《0;0;0》((0〜30;0〜23;0〜59))

インシデントグラフを表示する機能で使用します。

インシデント発生日時のどのくらいあとまでグラフ表示するかを設定します。

この値は,インシデントグラフ表示範囲指定画面で[表示範囲 発生日時]の[後]の初期値として表示されます。

nnm-incidentgraph-maxplot

《10000》((1〜20000))

インシデントグラフを表示する機能で使用します。

グラフに表示する最大プロット数を設定します。

なお,「プロット数」とは,グラフに表示する収集データの数のことです。

この値は,インシデントグラフ表示範囲指定画面で[最大プロット数]の初期値として表示されます。

nnm-incidentgraph-imgsize

《500;400》((320〜1024;240〜768))

インシデントグラフを表示する機能で使用します。

インシデントグラフ画面で表示するグラフ画像のサイズを指定します。

この値は,インシデントグラフ表示範囲指定画面で[画像サイズ]の[幅]と[高さ]の初期値として表示されます。

(3) 定義例

NNMアクション動作定義ファイルの定義例を次に示します。

[図データ]

(4) 注意事項

NNMアクション動作定義ファイルを変更した場合,ssoconsoledデーモンプロセスを再起動してください。