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JP1 Version 12 JP1/SNMP System Observer


ssocolshow

〈このページの構成〉

形式

リソース収集・監視状態を参照する
ssocolshow [-S 接続先サーバ名]
           [-s サーバ名,... | -sf グループ定義ファイル名,グループ名]
           [-r リソースID,... | -rf グループ定義ファイル名,グループ名]
           [-stime 収集開始日時]
収集状態定義ファイルを生成する
ssocolshow [-S 接続先サーバ名]
           [-s サーバ名,... | -sf グループ定義ファイル名,グループ名]
           [-r リソースID,... | -rf グループ定義ファイル名,グループ名]
           [-stime 収集開始日時] -p 収集状態定義ファイル名
リソース収集遅延状態を参照する
ssocolshow [-S 接続先サーバ名]
           [-s サーバ名,... | -sf グループ定義ファイル名,グループ名]
           [-r リソースID,... | -rf グループ定義ファイル名,グループ名]
           [-stime 収集開始日時] -ds
コマンドの使用方法を出力する
ssocolshow -h

機能

リソース収集状態,リソースしきい値監視状態,またはリソース収集遅延状態を表示します。また,収集状態定義ファイルを生成することもできます。

オプション

-S 接続先サーバ名

収集状態の表示および収集状態定義ファイルの作成を行う監視マネージャを指定します。接続先サーバ名はホスト名またはIPアドレスで255バイト以内で指定します。このオプションが指定されていない場合,自ホストを接続対象とします。

-s サーバ名

接続先SSOが管理している収集状態のうち,サーバ名に指定した監視サーバに対する収集状態を表示します。指定したサーバが管理情報内にない場合,何もしません。サーバ名はホスト名またはIPアドレスで255バイト以内で指定してください。サーバ名を複数指定する場合は「,(コンマ)」で区切って指定してください。

このオプションは,-rまたは-rfオプションと同時に指定できます。

-sf グループ定義ファイル名,グループ名

接続先SSOが管理している収集状態のうち,グループ定義ファイルに指定したグループで定義したサーバに対する収集状態を表示します。展開したサーバが管理情報内にない場合,何もしません。グループ定義ファイル名はパス名も含めて512バイト以内で指定してください。グループ名は20バイト以内で指定してください。

このオプションは,-rまたは-rfオプションと同時に指定できます。

グループ定義ファイルの定義方法については,「7.3.5 グループ定義ファイル」を参照してください。

-r リソースID,...

接続先SSOが管理している監視状態(管理情報)のうち,リソースIDに対応するリソースに対する収集条件を表示します。指定したリソースIDに対応するリソースが管理情報内にない場合,何もしません。リソースIDを複数指定する場合は「,(コンマ)」で区切って指定してください。

このオプションは,-sまたは-sfオプションと同時に指定できます。

リソースIDとリソースの対応については,「付録G リソース一覧」を参照してください。

-rf グループ定義ファイル名,グループ名

接続先SSOが管理している収集条件(管理情報)のうち,グループ定義ファイルに指定したグループで定義したリソースIDに対応するリソースに対する収集条件を表示します。展開したリソースIDに対応するリソースが管理情報内にない場合,何もしません。グループ定義ファイル名はパス名も含めて512バイト以内で指定してください。グループ名は20バイト以内で指定してください。

このオプションは,-sまたは-sfオプションと同時に指定できます。

グループ定義ファイルの定義方法については,「7.3.5 グループ定義ファイル」を参照してください。

-stime 収集開始日時

接続先SSOで実行されている収集のうち,このオプションに指定した日時に収集を開始したものだけ表示します。収集開始日時はyyyy.mm.dd.hh.mm.ssの形式で指定してください。指定できる範囲は1980年1月1日0時0分0秒から2099年12月31日23時59時59秒です。

-p 収集状態定義ファイル名

収集状態定義ファイルを生成する場合,生成するファイル名を指定します。ファイル名称はパスも含めて512バイト以内で指定してください。

-ds

リソース収集状態が収集中の場合に,収集条件に設定した収集間隔よりリソース収集間隔が遅延しているリソースを表示します。このオプションは,ssocolmng動作定義ファイルのcheck-colintervalキーの値がonのときに動作します。

-h

コマンドの使用方法を出力します。このオプションは,ほかのオプションと同時に指定できません。

戻り値

0

正常終了

-1

引数誤りなどの実行エラー

注意事項

このコマンドでリソース収集・監視状態を参照した場合で,次のときには,インスタンス名の表示が「unknown」になります。