Hitachi

JP1 Version 12 JP1/SNMP System Observer


ssoclustersetup.vbs(Windows限定)

〈このページの構成〉

形式

SSOクラスタシステムを構築する

(a) 実行系を構築する場合

ssoclustersetup.vbs -construction -primary 共有フォルダ名 論理IPアドレス

(b) 待機系を構築する場合

ssoclustersetup.vbs -construction -secondary 共有フォルダ名
SSOクラスタシステムをメンテナンスする

(a) メンテナンス前の設定をする場合

ssoclustersetup.vbs -beforemaint {-primary|-secondary} 共有フォルダ名

(b) メンテナンス後の設定をする場合

ssoclustersetup.vbs -aftermaint {-primary|-secondary} 共有フォルダ名
SSOクラスタシステムを解除する
ssoclustersetup.vbs -release {-primary|-secondary} 共有フォルダ名
JP1論理ホストを設定する

(a) JP1論理ホストを設定する場合

ssoclustersetup.vbs -logicalset JP1論理ホスト名

(b) JP1論理ホストの設定を解除する場合

ssoclustersetup.vbs -logicalunset
動作定義ファイルを設定する
ssoclustersetup.vbs -defset 論理IPアドレス
コマンドの使用方法を出力する
ssoclustersetup.vbs -h

機能

SSOクラスタ環境でのSSOの構築,解除,メンテナンス前の設定,メンテナンス後の設定,JP1認証方式の論理ホストの設定,および解除,ならびに動作定義ファイルの設定をします。このコマンドはWindows限定です。

SSOクラスタ環境を構築します。
  • 実行系のSSOクラスタ環境を構築する

  • 待機系のSSOクラスタ環境を構築する

SSOクラスタ環境のメンテナンスを設定します。
  • メンテナンス前の設定をする

  • メンテナンス後の設定をする

SSOクラスタ環境を解除します。

SSOのアンインストールやSSOの運用を論理ホストから物理ホストに切り替える場合のクラスタの解除を設定します。

JP1認証方式の論理ホストを設定または設定を解除します。
  • JP1認証方式の論理ホストを設定する

  • JP1認証方式の論理ホストの設定を解除する

動作定義ファイルを設定します。

論理IPアドレスおよびNNM連携ポリシーを設定します。

オプション

-construction

SSOのクラスタ環境を構築する場合に指定します。なお,このオプションで指定する論理IPアドレスはIPv4アドレスです。

-beforemaint

SSOのメンテナンス(上書きインストール,バージョンアップインストール,または修正パッチの適用)をする前に,SSOのメンテナンスに必要な設定をする場合に指定します。メンテナンス設定の詳細については,「11.3 SSOクラスタシステムのメンテナンス」を参照してください。

-aftermaint

SSOのメンテナンス(上書きインストール,バージョンアップインストール,または修正パッチの適用)をしたあとに,メンテナンス終了後に必要な設定をする場合に指定します。メンテナンス設定の詳細については,「11.3 SSOクラスタシステムのメンテナンス」を参照してください。

-release

SSOのクラスタ環境を解除する場合に指定します。

-logicalset

認証方式にJP1認証方式を採用し,論理ホスト上のJP1/Baseで認証をする場合に指定します。

-logicalunset

JP1認証方式の論理ホスト上での認証方式を解除する場合に指定します。

-defset

動作定義ファイルに設定されているIPv4およびIPv6の論理IPアドレスを設定および変更する場合に指定します。詳細は,動作定義ファイルのsnmp-address:,snmp-address-v6:,change-my-address:,およびdefault-disp-address:キーを参照してください。

-primary

実行系でコマンドを実行する場合に指定します。

-secondary

待機系でコマンドを実行する場合に指定します。

共有フォルダ名

共有ディスク上のSSOの共有フォルダ名を指定します。

論理IPアドレス

SSOが使用する論理IPアドレスを指定します。

JP1論理ホスト名

認証方式にJP1認証方式を採用し,論理ホスト上のJP1/Baseで認証をする場合に,JP1論理ホスト名を指定します。

-h

コマンドの使用方法を出力します。このオプションは,ほかのオプションと同時に指定できません。

戻り値

0

正常終了

1

引数誤りなどの実行エラー

注意事項