Hitachi

JP1 Version 12 JP1/SNMP System Observer


5.6.12 リモートコマンドウィンドウ

監視アプリケーションの状態が変化した場合に,SSOが自動アクションによってAPMに実行を指示するリモートコマンドを指定します。実行許可コマンド定義ファイルで実行を許可されていないコマンドは実行できません。プロセス監視するアプリケーションを選択するときのリモートコマンドウィンドウ,およびサービス監視するアプリケーションを選択するときのリモートコマンドウィンドウを,それぞれ図5-78,図5-79に示します。

図5‒78 リモートコマンドウィンドウ(プロセス監視)

[図データ]

図5‒79 リモートコマンドウィンドウ(サービス監視)

[図データ]

表示項目を説明します。

[状態一覧]

アプリケーションの状態変化を表示します。状態変化ごとにコマンドを設定できます。

[設定コマンド名]

[状態一覧]で選択した状態変化時に実行するコマンドを表示します。複数のコマンドが設定されている場合は,上から順番に実行します。

[<−追加]

[登録コマンド名]で選択したコマンドを[設定コマンド名]に追加します。

[上へ]

[設定コマンド名]で選択したコマンドと一つ上のコマンドの順番を入れ替えます。

[下へ]

[設定コマンド名]で選択したコマンドと一つ下のコマンドの順番を入れ替えます。

[削除]

[設定コマンド名]で選択したコマンドを削除します。

[コマンド登録]

コマンドを指定します。コマンド名は,160バイト以内の文字列で指定します。なお,タブは指定しないでください。

[追加]

[コマンド登録]に指定したコマンドを[設定コマンド名]に追加します。

[登録コマンド名]

コマンド登録ウィンドウで登録したコマンドが登録順に表示されます。

[プロセス一覧]

プロセス監視条件設定ウィンドウの[監視アプリケーション一覧]で選択したアプリケーションに登録されているプロセスを表示します。

[サービス一覧]

プロセス監視条件設定ウィンドウの[監視アプリケーション一覧]で選択したアプリケーションに登録されているサービスを表示します。

[コマンド設定...](プロセス/サービス用)

コマンド設定ウィンドウを表示します。表示されるコマンド設定ウィンドウでは,プロセスまたはサービスの状態が変化した場合に実行するコマンドを設定します。コマンド設定ウィンドウについては「5.6.13 コマンド設定ウィンドウ」を参照してください。

なお,自動アクションおよびリモートコマンドについては「2.5.2(4) 自動アクションおよびリモートコマンド」を参照してください。

[子プロセス一覧]

[プロセス一覧]で選択したプロセスに登録されている子プロセスを表示します。

[コマンド設定...](子プロセス用)

コマンド設定ウィンドウを表示します。表示されるコマンド設定ウィンドウでは,子プロセスの状態が変化した場合に実行するコマンドを設定します。コマンド設定ウィンドウについては「5.6.13 コマンド設定ウィンドウ」を参照してください。

なお,自動アクションおよびリモートコマンドについては「2.5.2(4) 自動アクションおよびリモートコマンド」を参照してください。