付録D.2 Causal Engineの概念
Causal Engine技術では,次の逐次的アプローチを使用します。
根本原因問題と症状を形式的に定義する。
モデルを使用して症状を根本原因問題に関連づけることで,解析を行う。
症状の源は,次の2つです。
StatePoller(症状が状態の変化の場合)
イベント(症状がトラップの場合)
根本原因に関連する結論を生み出す。
Causal Engineの結論には,モデルに関連したアーチファクト(成果物)が含まれています。アーチファクトには,次の詳細が含まれます。
インシデント発生
インシデント相関
インシデント抑制
インシデント中止
関連するオブジェクトのステータス