Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Network Node Manager i セットアップガイド


26.5.2 ポーリングプロトコルを選択する

NNM netmonポーリングプロセス

[図データ]

デフォルトで,netmonプロセスはICMPを使用して各アドレスをポーリングします(各アドレスはインタフェースと同一視されます)。netmonプロセスがデバイスによっては,ICMPでなくSNMPを使うようにNNMを設定することもできます(両方を使うことはありません)。SNMPを使っているエリアがあるかどうか調べるには,次のファイルを確認します。

  • Windows:%OV_CONF%\netmon.snmpStatus

  • Linux:$OV_CONF/netmon.snmpStatus

NNMiポーリングプロセス

[図データ]

NNMiでは,ノードとインタフェースの集合はノードグループとインタフェースグループとして定義します。ポーリング方針は[モニタリングの設定]フォームでノードグループとインタフェースグループに適用されます。

NNMiポーリング設定の例

例えば,(SNMPとpingを使って)VOIPルーターの集合にポーリングを設定するには,次の手順に従います。

  1. [ノードグループ]フォームを使って,VOIPルーターを識別するノードグループを作成する。このフォームを保存し,閉じる。

    [図データ]

  2. [モニタリングの設定]フォームで,次のように,新しいノードの設定を追加する。

    [図データ]

  3. 順序づけの値を指定してから,次のように,[ノード]フィールドの[クイック検索]を選択する。

    [図データ]

  4. 次のように,モニタリング設定用のノードグループを選択する。

    [図データ]

  5. 次のように,[IPアドレス障害ポーリングを有効にする]チェックボックスをオンにする。フォームを保存し,閉じる。

    [図データ]