25.2.1 ステータス監視の重要概念
ここでは,NNMからNNMiへの主な変更点を簡単に説明します。NNMiステータス監視に関する詳細は,NNMiヘルプの「ネットワークの稼働状態をモニタリングする」を参照してください。
設定は,ユーザーインタフェースを通じて完了します。
NNMiノードグループおよびインタフェースグループは,トポロジフィルタに代わるものです。
−グループは,定義済みの属性でだけフィルタリングできます。
−グループをブール演算子で連結できません。
−ノードグループは,sysObjectIdワイルドカードを使用する代わりにデバイスフィルターを使用します。
−インタフェースグループを,ホストするノードのグループおよびインタフェースタイプに基づいて制限できます。
広範な制御機能によって,不要なインタフェースの除外が容易です。
監視設定は,(1)インタフェースの設定,(2)ノードの設定,(3)デフォルト設定のように,固有性の高いものから一般性的なものへ,順に適合します。
監視の動作をシステム全体で変更するには,すべての設定を全レベルで変更します。
NNMiのステータスポーリング([アクション]>[ポーリング]>[ステータスのポーリング]またはnnmstatuspoll.ovpl)は,デバイスのステータスを判定するためのNNMのデマンドポーリング(nmdemandpoll)に代わるものです。
デフォルトでは,NNMiがポーリングするインタフェースは,レイヤー2接続を通じて別の既知のインタフェースに接続しているインタフェースだけです。接続していないインタフェースのポーリングとIPアドレスをホストしているインタフェースのポーリングを有効にできます。