Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Network Node Manager i セットアップガイド


25.1 ネットワーク検出

検出は,データベースに追加されているネットワークの要素(デバイス,ノード,およびこれらのコンポーネント)に対して行われます。NNMiでは,「インベントリ検出」とは新しいノードを探し出すことであり,「レイヤー2検出」とは接続性モデリングを指します。

NNMのデフォルトでは,起動すると自身のループバックアドレスをシードとして使用し,直接接続しているネットワークの自動検出を(自身のIPアドレスおよびサブネットマスクに基づいて)開始していました。NNMiでは,最初から管理者制御が可能です。NNMi自動検出では,検出を行う前に,検出領域をIPアドレス範囲に基づいて定義し,少なくとも1つのシードデバイス(通常はルーター)を指定します。

次の図の中央には,NNMiで検出を設定するために使用するツール,ファイルおよびコマンドを示しています。周囲には,NNMのツール,ファイルおよびコマンド等を示しています。

図25‒1 検出の設定要素

[図データ]

〈この節の構成〉