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JP1 Version 12 JP1/Network Node Manager i セットアップガイド


11.2.1 Windowsオペレーティングシステム提供のTelnetクライアント

この手順は,次の場合に適用されます。

Webブラウザで使用するオペレーティングシステム提供のTelnetクライアントを設定するには,次の手順を実行します。

  1. Windows 7,Windows 10,Windows Server 2012,Windows Server 2016,またはWindows Server 2019 専用)オペレーティングシステムに該当する手順に従い,コンピュータにオペレーティングシステムTelnetクライアントをインストールする。

    Windows 7,またはWindows 10

    a [コントロールパネル]で,[プログラム]をクリックしてから,[プログラムと機能]をクリックします。

    b [タスク]で,[Windowsの機能の有効化または無効化]をクリックします。

    c [Windowsの機能]ダイアログボックスで,[Telnetクライアント]チェックボックスをオンにして,[OK]をクリックします。

    Windows Server 2012,Windows Server 2016,またはWindowsServer 2019

    a [サーバーマネージャー][ダッシュボード]で,[役割と機能の追加]をクリックします。

    b [役割と機能の追加ウィザード]で,[Telnetクライアント]チェックボックスをオンにして,[次へ][インストール]の順にクリックします。

  2. Internet Explorer専用)Telnetを使用するInternet Explorerを有効化する。

    a Windowsレジストリをバックアップします。

    b Windowsレジストリエディタを使用して,[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\MAIN\FeatureControl\FEATURE_DISABLE_TELNET_PROTOCOL]キーに次の値を追加します。

    名前

    タイプ

    データ

    iexplore.exe

    REG_DWORD

    0

  3. URL:Telnetプロトコルファイルタイプのファイル関連づけを設定する。

    a Windowsレジストリをバックアップします。

    b Windowsレジストリエディタを使用して,[HKEY_CLASSES_ROOT\telnet\shell\open\command]キーを次の値で変更します。

    名前

    タイプ

    データ

    (デフォルト)

    REG_SZ

    rundll32.exe url.dll,TelnetProtocolHandler %l

    %l(小文字のL)はTelnetに渡される引数で,通常はノードのIPアドレスまたは完全修飾ドメイン名。

    制御を厳しくするには,キーのバイナリへのパスを1行としてコード化できます。

    例を次に示します。

    "C:\Windows\system32\rundll32.exe"
    "C:\Windows\system32\url.dll",TelnetProtocolHandler %l
  4. Webブラウザを再起動してから,ブラウザのアドレスバーにtelnetコマンドを入力する。

    telnet://<node>

    <node>はTelnetサーバーを実行するノードのIPアドレスまたは完全修飾ドメイン名です。セキュリティ警告が表示される場合は,アクションを許可します。Firefoxで,[今後telnetリンクは同様に処理する]チェックボックスをオンにします。