7.2.2 NNMi で監視できる項目
State Poller サービスは,検出された各インタフェース,アドレス,および管理ドメインでアクティブに監視されるように指定されているSNMP エージェントを監視します。 State Poller サービスは,カード,シャーシ,ノードセンサー,物理センサー,ルーター冗長性グループなどを監視するようにも設定できます。
- メモ
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ほとんどの場合,インタフェースに接続されたポーリングによってだけ,十分に正確な根本原因分析ができます。監視対象インタフェースのセットを拡張すると,ポーリングのパフォーマンスに影響が及ぶおそれがあります。
NNMi がハイパーバイザーネットワーク環境を監視している場合は,さらに次のものを含むオブジェクトも監視されます。
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ハイパーバイザー
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ハイパーバイザーでホストされている仮想マシン(VM)
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仮想スイッチ
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アップリンク(インタフェースオブジェクトとして表される)
- ヒント
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- 仮想マシンにVMware Toolsがインストールされていることを確認し,NNMiによって提供されている仮想マシンノードグループを使用して,仮想マシンに関連付けられているIPアドレスの障害ポーリングを有効にしてください。基盤となる仮想マシンが削除された場合やNNMiが管理できないハイパーバイザーに移動された場合にも,NNMiがすべてのVMノードを特定できるようにするには,この方法を実践することをお勧めします。障害ポーリングを有効にする方法の詳細については,NNMiヘルプ「管理」の「デフォルト設定」を参照してください。
- 仮想マシン(VM) に関連付けられているIPアドレスに対して障害ポーリングを有効にするには,NNMiが提供している仮想マシンノードグループを使用してください。基盤となる仮想マシンが削除された場合やNNMiが管理できないハイパーバイザーに移動された場合にも,NNMiがすべてのVMノードを特定できるようにするには,この方法を実践することをお勧めします。詳細については,NNMiヘルプ「管理」の「スケジュールを設定する」のヘルプトピック記載されている「応答のないノードを削除するかどうか設定する」を参照してください。
モニタリングの詳細については,NNMiヘルプを参照してください。「7.2.5 モニタリングの拡張」も参照してください。