5.2.4 再試行とタイムアウトの値を計画する
タイムアウトの時間を長く,再試行の回数を多く設定すると,ビジー状態であるか,離れたところにあるデバイスからより多くの応答が集められます。このように応答率が高まると,誤ったダウンメッセージを除外できます。しかし,実際にダウンしているデバイスに気づくのに時間がかかるようにもなります。ネットワークの各領域のバランスを見出すことは重要であり,このためにお使いの環境で値のテストと調整の期間が必要になるかもしれません。
各ホップの現在のタイムラグに関するヒントを得るには,次のコマンドを実行します。
Windows:それぞれのネットワークエリア内のデバイスに対してtracertを実行する。
Linux:それぞれのネットワークエリア内のデバイスに対してtracerouteを実行する。