6.4.1 初期検出の進行状況をたどる
NNMi検出は,動的かつ継続的です。完了することはないため,「検出完了」のメッセージが表示されることはありません。初回の検出と接続には,多少の時間が掛かります。初期検出の進行状況を測定する方法を次に示します。
[システム情報]ウィンドウの[データベース]タブで,ノードカウントが予想レベルに達して一定になるのを監視します。このウィンドウは自動的に更新されません。初期検出時に,[システム情報]ウィンドウを複数回開きます。
[設定]>[検出]>[シード]ビューを見てください。このビューを,すべてのシードに「ノードが作成されました」の結果が表示されるまで更新してください。「ノードが作成されました」の結果は,デバイスがトポロジデータベースに追加されたことを示します。この結果は,NNMiがデバイスからすべての情報を収集してデバイスの接続を処理したことを示すものではありません。
代表ノードの[ノード]フォームを開きます。[検出状態]フィールドが「検出が完了」に移行するときには,NNMiはノードの基本特性,ノードのARPキャッシュ,隣接検出プロトコル(該当する場合)の収集を済ませています。この状態は,NNMiがデバイスの接続解析を完了したことを示すものではありません。
[ノード]インベントリビューで,ネットワークのさまざまな領域のキーデバイスが存在していることを確認します。
代表ノードの[レイヤー2の近隣接続ビュー]を開き,その領域の接続解析が完了したかどうかを確認します。
[レイヤー2の接続]および[VLAN]インベントリビューを調べて,レイヤー2処理の進行状況を測定します。