5.1.5 管理アドレスの優先
ノードの管理アドレスとは,NNMiがノードのSNMPエージェントと通信する場合に使用するアドレスです。ノードの管理アドレスを指定するか(特定ノードの設定で),またはノードに関連するIPアドレスの中からNNMiがアドレスを選択するようにできます。検出設定で検出から特定のアドレスを除外することによって,この動作を微調整できます。NNMiが管理アドレスを決定する方法については,NNMiヘルプの「[ノード] フォーム」を参照してください。
- メモ
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ハイパーバイザーNNMiを検出するには,管理アドレスではなくノード名が必要です。
NNMiは,デバイスの検出と監視を継続的に行います。最初のNNMi検出サイクルのあと,以前検出したSNMPエージェントが応答しない場合(例えば,デバイスのSNMPエージェントを再設定した場合など)は,[SNMPアドレス再検出を有効にする]フィールドの設定によってNNMiの動作が制御されます。
[SNMPアドレス再検出を有効にする]チェックボックスがオンになっている場合,NNMiは機能するアドレスの検索で設定した値を再試行します。
[SNMPアドレス再検出を有効にする]チェックボックスがオフになっている場合,NNMiはデバイスが「停止中」であると報告し,そのデバイスについて別の通信設定を試みません。
[SNMPアドレス再検出を有効にする]チェックボックスは,通信設定のすべてのレベルで使用できます。
自動検出ルール設定フィールドの[SNMPデバイスの検出]と[非SNMPデバイスの検出]は,NNMiのSNMP使用方法に影響します。詳細については,NNMiヘルプの「自動検出ルールの基本設定を設定する」を参照してください。