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JP1 Version 12 ネットワーク管理 基本ガイド


3.2.4 NNMiのインシデントをアーカイブまたは削除する

NNMiは,SNMPトラップインシデントの情報を10万件までデータベースに記録できます。また,データ件数が増加して性能に影響を与えないように,アーカイブとして保存したり,自動的に古いものを削除(トリム)したりできます。

〈この項の構成〉

(1) SNMPトラップインシデントの件数を確認する

SNMPトラップインシデントの件数を確認します。

操作手順

  1. [インシデントの参照]ワークスペース−[SNMPトラップ]を開きます。

    インシデント一覧表示の下の「合計」に件数が表示されます。

操作結果

SNMPトラップインシデントの件数が確認できました。

メモ

SNMPトラップインシデントの件数が上限に近づくと,次のインシデントが通知されます。

  • 上限の90%:SnmpTrapLimitWarning

  • 上限の95%:SnmpTrapLimitMajor

  • 上限:SnmpTrapLimitCritical

(2) 自動トリム機能を有効化する

自動トリム機能を有効化すると,SNMPトラップインシデントの数が指定値を超えると,自動的に古いものを削除(トリム)したり,トリム時にアーカイブを自動作成したりできます。自動トリム機能は,新規インストール環境では,デフォルトで有効になっています。有効にして運用することをお勧めします。