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JP1 Version 12 ネットワーク管理 基本ガイド


1.5.3 ESAをセットアップする(Windowsの場合)

監視エージェントがWindowsの場合,WindowsのSNMPサービスにコミュニティ名とトラップ宛先を設定します。

〈この項の構成〉

(1) WindowsのSNMPサービスにコミュニティ名を設定する

コミュニティ名とは,SNMPプロトコルでMIBオブジェクトにアクセスするためのパスワードです。リソース収集やプロセス・サービスを監視する場合は監視エージェントと監視マネージャーのコミュニティ名を一致させる必要があります。コミュニティ名は,Windowsの[サービス]画面から[SNMP Service]のプロパティを表示して設定します。詳細については,Windowsのマニュアルを参照してください。

(2) WindowsのSNMPサービスにトラップ宛先を設定する

トラップ宛先とは,SNMPトラップをどこに送信すればよいかを決め,監視エージェントのトラップを受け取るマネージャーを確認するものです。監視マネージャーにトラップを送信したい場合は,監視エージェントでトラップ宛先を設定する必要があります。

操作手順

  1. Windowsの[サービス]画面から[SNMP Service]のプロパティを表示してトラップ宛先を設定します。

    詳細については,Windowsのマニュアルを参照してください。

次の作業

次はJP1ネットワーク管理製品でネットワークを監視するための設定をしましょう。