付録E.3　Windowsファイアウォール環境での設定方法

(a)　［管理ツール］で登録する場合

1. ［コントロールパネル］−［管理ツール］−［セキュリティが強化された Windows ファイアウォール］を選択します。

2. 画面左側メニューの［受信の規則］を選択し，［操作］メニューから［新しい規則］または［新規の規則］を選択します。

3. ［新規の受信の規則ウィザード］の［規則の種類］でポートを選択し，次の表に示す受信の規則を登録します。

   表E‒2　受信規則の登録内容

   サービス	プロトコルおよびポート	操作	プロファイル	名前
   Agent Collectorサービス	TCP 特定のローカルポート：xxxx※	接続を許可する	すべてチェック	PFM - Agent for HiRDB ＜インスタンス名＞
   Agent Storeサービス	TCP 特定のローカルポート：yyyy※	接続を許可する	すべてチェック	PFM - Agent Store for HiRDB ＜インスタンス名＞

   注※

   設定したポート番号を指定してください。

(b)　コマンドで登録する場合

1. 次の表に示すサービスのポートを登録します。

   表E‒3　コマンドでの登録内容

   サービス	ポート番号	サービスの名前	ポートの説明※1
   Agent Collectorサービス	xxxx※2	PFM - Agent for HiRDB ＜インスタンス名＞	jp1pcagtb
   Agent Storeサービス	yyyy※2	PFM - Agent Store for HiRDB ＜インスタンス名＞	jp1pcstob

   注※1

   ポートの説明は任意のため省略できます。

   注※2

   設定したポート番号を指定してください。

2. 次のコマンドを実行します。

   netsh△advfirewall△firewall△add△rule△name="＜サービスの名前＞"△dir=in△
   　action=allow△protocol=TCP△localport=＜登録するポート番号＞△
   　　description※="＜ポートの説明＞"△enable=yes

   （凡例）

   △：スペース

   注※

   descriptionパラメーターは任意のため省略できます。

実施例

>netsh advfirewall firewall add rule name="PFM - Agent for HiRDB HDR1" dir=in action=allow protocol=TCP localport=20281 description="jp1pcagtb" enable=yes
>netsh advfirewall firewall add rule name="PFM - Agent Store for HiRDB HDR1" dir=in action=allow protocol=TCP localport=20282 description="jp1pcstob" enable=yes

注

設定したポート番号を指定してください。