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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Agent Option for Oracle


Lock Interval(PI_PILO)

〈このページの構成〉

機能

Lock Interval(PI_PILO)レコードには,ロックについての,ある一定の時間を単位としたパフォーマンスデータが格納されます。インスタンス中のロックごとに1つのレコードが作られます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。

このレコードのパフォーマンスデータが表示できない場合,Oracleの静的ディクショナリ・ビューDBA_WAITERSを作成してください。静的ディクショナリ・ビューDBA_WAITERSを作成するためには,Oracleが提供するCATBLOCK.SQLスクリプトを実行する必要があります。

Log=Yの設定で長期間の履歴収集を実施すると,ライフタイム(ロックの開始から終了)が短いため年単位や月単位などでは要約されません。このため,すべてのインスタンスが保持されStoreデータベースが肥大化します。また,要約時に必要量以上のメモリーが消費され,メモリー不足で監視が停止するおそれがあります。履歴収集を実施したい場合は,Lock(PD_PDLO)レコードで監視してください。

デフォルト値および変更できる値

項目

デフォルト値

変更可否

Collection Interval

600

Collection Offset

55

Log

No

LOGIF

空白

Over 10 Sec Collection Time

No

×

ODBCキーフィールド

ライフタイム

ロック開始からロック解除まで。

レコードサイズ

フィールド

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

データソース

Addr

(ADDR)

ロックのアドレス。※1

COPY

string(16)

No

すべて

V$LOCK.KADDR

Blocking

(BLOCKING)

ロックがほかのロックをブロックしているかどうか。ブロックしていれば「1」。ブロックしていなければ「0」。※1

COPY

short

No

すべて

V$LOCK.BLOCK

Blocking Sessions

(BLOCKING_SESSIONS)

ロックを待つことによって,ブロックされているセッション数。※1

COPY

ulong

No

すべて

count(WAITING_SESSION) from DBA_WAITERS where DBA_WAITERS.LOCK_ID1 = ID1 and DBA_WAITERS.LOCK_ID2 = ID2 and DBA_WAITERS.HOLDING_SESSION = SID and DBA_WAITERS.MODE_HELD = LOCK_MODE

Current Mode Time

(CURRENT_MODE_TIME)

現在のモードが認められてからの時間。※2

AVG

ulong

Yes

すべて

V$LOCK.CTIME

ID1

(ID1)

ロック識別子#1。※1

COPY

double

No

すべて

V$LOCK.ID1

ID2

(ID2)

ロック識別子#2。※1

COPY

double

No

すべて

V$LOCK.ID2

Lock Mode

(LOCK_MODE)

ロック・モード。このフィールドの有効な値は,「Null」,「Row-S (SS)」,「Row-X (SX)」,「Share」,「S/Row-X (SSX)」,「Exclusive」。

略称で表示するフィールド値の対応は次のとおり。

Row-S (SS):row share

Row-X (SX):row exclusive

S/Row-X (SSX):share row exclusive※1

COPY

string(20)

No

すべて

V$LOCK.LMODE

Program

(PROGRAM)

実行しているプログラム名。※1

COPY

string(48)

No

すべて

V$SESSION.PROGRAM where V$LOCK.SID = V$SESSION.SID

Record Time

(RECORD_TIME)

レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集終了時刻。※1

COPY

time_t

No

すべて

Agent Collector

Record Type

(INPUT_RECORD_TYPE)

レコード名。常に「PILO」。※1

COPY

string(4)

No

すべて

Agent Collector

Request Mode

(REQUEST_MODE)

要求されているロック・モード。このフィールドの有効な値は,「Null」,「Row-S (SS)」,「Row-X (SX)」,「Share」,「S/Row-X (SSX)」,「Exclusive」。

略称で表示するフィールドの値の対応は次のとおり。

Row-S (SS):row share

Row-X (SX):row exclusive

S/Row-X (SSX):share row exclusive※1

COPY

string(20)

No

すべて

V$LOCK.REQUEST

SID

(SID)

ロックを保持または取得しているセッションの識別子。※1

COPY

ulong

No

すべて

V$LOCK.SID

Start Time

(START_TIME)

レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集開始時刻。※1

COPY

time_t

No

すべて

Agent Collector

Type

(TYPE)

ロックのタイプ。※1

COPY

string(2)

No

すべて

V$LOCK.TYPE

Type Text

(TYPE_TEXT)

ロックのタイプの詳細。※1

COPY

string(32)

No

すべて

V$LOCK.TYPE

User

(USERNAME)

Oracleユーザー名。※1

COPY

string(30)

No

すべて

V$SESSION.USERNAME where V$LOCK.SID = V$SESSION.SID