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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Agent Option for Oracle


Errorlog Detail(PD_PDEL)

〈このページの構成〉

機能

Errorlog Detail(PD_PDEL)レコードには,データベースのアラートファイルのエラーメッセージについての,ある時点での状態を示すパフォーマンスデータが格納されます。エラーメッセージごとに1つのレコードが作られます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。

メッセージは,次に示すコードから始まります。

注意
  • 次に示すOracle Databaseの初期化パラメーターの値が設定されていないと,このレコードは収集できません。

    ・Oracle 11gより前のバージョンの場合:「background_dump_dest」

    ・Oracle 11g以降のバージョンの場合:「diagnostic_dest」

  • このレコードの収集をしている場合,PFM - Agent for Oracleの起動中にアラートファイルを削除しないでください。

  • レコード作成の対象は,アラートファイルの行の最初の文字列が,上記のコードとなるエラーメッセージです。次に示すような,コードが行末となるような形式のエラーメッセージは対象となりません。

     メッセージ... (ORA-XXXX)

デフォルト値および変更できる値

項目

デフォルト値

変更可否

Collection Interval

600

Collection Offset

35

Log

No

LOGIF

空白

Over 10 Sec Collection Time

No

×

ODBCキーフィールド

ライフタイム

Oracleインスタンスの作成から削除まで。

レコードサイズ

フィールド

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

データソース

Container

(CONTAINER)

エラーが発生したPDBのコンテナ名とID。

このフィールドは,監視対象がOracle 12c R2以降でCDB構成の場合に有効。

上記以外の場合,値は空白。

string(36)

No

Oracle 12c R2以降

データベースのアラートファイルとバックグラウンド・プロセスのアラートファイルから取得

Error #

(ERROR_NUM)

エラー番号。

string(10)

No

すべて

データベースのアラートファイルとバックグラウンド・プロセスのアラートファイルから取得

Error File

(ERROR_FILE)

エラーが発生したファイル名。フィールドの値は絶対パスで出力される。

string(256)

No

すべて

データベースのアラートファイルとバックグラウンド・プロセスのアラートファイルから取得

Error Time

(ERROR_TIME)

エラーが発生した時間。

string(24)

No

すべて

データベースのアラートファイルとバックグラウンド・プロセスのアラートファイルから取得

Message

(MESSAGE)

エラーメッセージ。

string(512)

No

すべて

データベースのアラートファイルとバックグラウンド・プロセスのアラートファイルから取得

Record Time

(RECORD_TIME)

レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集終了時刻。

time_t

No

すべて

Agent Collector

Record Type

(INPUT_RECORD_TYPE)

レコード名。常に「PDEL」。

string(4)

No

すべて

Agent Collector

Start Time

(START_TIME)

レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集開始時刻。

time_t

No

すべて

Agent Collector