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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Agent Option for Oracle


1.3.7 REDOログ待機の監視

OracleサーバでREDOログファイルサイズが小さい場合に,待機が発生することが考えられます。そのために,REDOログ待機の発生頻度を監視します。

〈この項の構成〉

(1) REDOログ待機発生頻度に関連するレコードとフィールド

REDOログ待機発生頻度に関連するレコードとフィールドを次の表に示します。

表1‒5 REDOログ待機発生頻度に関連するレコードとフィールド

使用レコード

使用フィールド

値の見方(例)

PI

Redo Log Space Requests

アクティブ・ログ・ファイルが満杯であるため,REDOログ・エントリにディスク領域が割り当てられるまでOracleが待機する必要のある回数。

(2) 監視方法

REDOログ待機の発生頻度の監視

REDOログ待機の発生頻度は,監視テンプレートで提供している「Redo Log Contentionアラーム」を使用することで監視することができます。

Redo Log Contentionがしきい値以上の場合,REDOログで待機が発生しています。待機が発生する要因として,REDOログファイルのサイズが小さいことが考えられます。REDOログファイルのサイズを拡張するなどして対応します。