6.6.2 ユーザー独自のパフォーマンスデータを収集する場合の注意事項
論理ホスト環境でユーザー独自のパフォーマンスデータを収集する場合の注意事項について説明します。
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ユーザー作成データおよびユーザーコマンドの配置
フェールオーバー発生後にも収集を継続するために,ユーザー作成データおよびユーザーコマンドは共有ディスク上に配置してください。ユーザーコマンド定期実行機能を使用する場合は,実行系ノードおよび待機系ノードから,同じパスでアクセスできる必要があります。
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カレントディレクトリ
ユーザーコマンド定期実行機能で定期実行するときのカレントディレクトリは,論理ホスト環境でのPFM - Agent for Platformのディレクトリ(環境ディレクトリ/jp1pc/agtu/agent)です。
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jpcuserコマンド
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論理ホスト環境でjpcuserコマンドを実行するときは,-lhostオプションで論理ホスト名を指定する必要があります。
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jpcuserコマンド実行時にユーザ作成データファイルの改行コードがCR+LFの場合,コマンドが失敗してKAVF10985-Eのエラーメッセージが出力されます。この場合,改行コードをLFにしてコマンドを実行してください。
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収集する情報
収集する情報にユーザーコマンドを実行しているホスト名の情報を含めると,どのノードで実行しているかがわかりやすくなります。
収集する情報にユーザーコマンドを実行しているホスト名の情報を含める方法については,「7.4.2 ユーザー独自のパフォーマンスデータを収集するための設定」を参照してください。