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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(UNIX(R)用)


2.3.10 メモリー情報収集時の注意点

プロセッサと同様に,仮想化システム上のメモリー情報も動的なリソース変更によって全体からの割合が変動することがあります。

例えば,256メガバイトのメモリー領域が割り当てられ,そのうち64メガバイトを使用していたとき,PFM - Agent for Platformのメモリー使用量の割り当ては25%を示す値を表示します。この状態で,動的に256メガバイトのメモリー割り当て領域が128メガバイトに変更されると,PFM - Agent for Platformはメモリー使用量として50%を示す値を表示します。アラームなどに指定した場合は,意図しない警告が発生することがあるため注意してください。

図2‒6 メモリーリソースをアラームに組み込んだときのケース

[図データ]