2.3.10 メモリー情報収集時の注意点
プロセッサと同様に,仮想化システム上のメモリー情報も動的なリソース変更によって全体からの割合が変動することがあります。
例えば,256メガバイトのメモリー領域が割り当てられ,そのうち64メガバイトを使用していたとき,PFM - Agent for Platformのメモリー使用量の割り当ては25%を示す値を表示します。この状態で,動的に256メガバイトのメモリー割り当て領域が128メガバイトに変更されると,PFM - Agent for Platformはメモリー使用量として50%を示す値を表示します。アラームなどに指定した場合は,意図しない警告が発生することがあるため注意してください。