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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(UNIX(R)用)


2.2 ユーザーレコード収集について

PFM - Agent for Platformでは,デフォルトでは用意されていないパフォーマンスデータを収集し,レコードに格納できます。このパフォーマンスデータを格納したレコードをユーザーレコードと呼びます。ユーザーレコードの収集方法については,「7. ユーザーレコードの収集」を参照してください。

ユーザーレコードの設定ができる情報と,それに対応するレコードを次の表に示します。

表2‒1 ユーザーレコードの設定ができる情報と,それに対応するレコード

収集設定できる情報

レコード

ワークグループ情報

PI_WGRPレコード

プロセスの稼働・非稼働情報

PD_APP2レコード

PD_APPDレコード

PD_APSレコード

PD_APSIレコード

アプリケーションの稼働・非稼働情報

PD_APPレコード

ユーザー独自のパフォーマンスデータ

PD_UPDレコード

PD_UPDBレコード

PI_UPIレコード

PI_UPIBレコード

PI_XUI1レコード

PI_XUI2レコード

PI_XUI3レコード

PI_XUI4レコード

PI_XUI5レコード

各ホストで設定されたユーザーレコードは,ほかのレコードと同様,PFM - Web Consoleでレポートの表示やアラームでの監視に利用できます。

それぞれのレコードで,複数のパフォーマンスデータを収集する場合,パフォーマンスデータごとにユーザーレコードのフィールドが1行ずつ追加されます。その結果,それぞれのユーザーレコードは,複数行のレコードになります。複数行のレコードとは,複数インスタンスレコードのことです。

〈この節の構成〉