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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Remote Monitor for Microsoft(R) SQL Server


付録E.3 リモートエージェントおよびグループエージェントのプロパティ一覧

PFM - RM for Microsoft SQL Serverのリモートエージェント,およびグループエージェントのプロパティ一覧を次の表に示します。

表E‒3 PFM - RM for Microsoft SQL Serverのリモートエージェント,およびグループエージェントのプロパティ一覧

フォルダ名

プロパティ名

説明

リモートエージェント

グループエージェント

First Registration Date

サービスがPFM - Managerに認識された最初の日時が表示される。

Last Registration Date

サービスがPFM - Managerに認識された最新の日時が表示される。

Data Model Version

データモデルのバージョンが表示される。

Remote Monitoring

リモートエージェント,およびグループエージェントのプロパティが格納されている。

Agent Type

エージェントの種別が表示される。

  • リモートエージェントの場合

    Remote Agent

  • グループエージェントの場合

    Group Agent

Remote Monitor Name

PFM - RM for Microsoft SQL ServerのサービスIDが表示される。

Target Name

監視対象名が表示される。

×

Target Host

監視対象ホスト名が表示される。

×

Group Name

グループ名が表示される。

×

Primary Host

プライマリホスト名が表示される。

×

Grouping Targets

要約対象Target Nameの一覧(リスト表示)が表示される。

×

Detail Records

PDレコードタイプのレコードのプロパティが格納されている。収集されているレコードのレコードIDは,太字で表示される。

Detail Records

レコードID※1

レコードのプロパティが格納されている。

Description

レコードの説明が表示される。

Log※2

レコードをPFM - RM for Microsoft SQL ServerのStoreデータベースに記録するかどうかを「Yes」または「No」で表示する。

この値が「Yes」で,かつCollection Intervalが0より大きい値であれば,データベースに記録される。

※3

Monitoring(ITSLM)

レコードをJP1/ITSLM - Managerに送信するかどうかについて,JP1/ITSLM - Managerからの設定が「Yes」または「No」で表示される。

このプロパティは変更できない。

Log(ITSLM)※2

JP1/ITSLM - ManagerからレコードをPFM - RM for Microsoft SQL ServerのStoreデータベースに記録するかどうかが「Yes」または「No」で表示される。この値が「Yes」でかつ,Collection Intervalが0より大きい値であれば,データベースに記録される。

このプロパティは変更できない。

Collection Interval

データの収集間隔を指定する。指定できる値は0〜2,147,483,647秒で,1秒単位で指定できる。なお,0と指定した場合,データは収集されない。

※4

※4

Collection Offset

データの収集を開始するオフセット値を指定する。指定できる値は,Collection Intervalで指定した値の範囲内で,0〜32,767秒の1秒単位で指定できる。なお,データ収集の記録時間は,Collection Offsetの値によらないで,Collection Intervalと同様の時間となる。

※4

※4

LOGIF

レコードをデータベースに記録するときの条件を指定する。条件に合ったレコードだけがデータベースに記録される。PFM - Web Consoleの[サービス階層]タブで表示されるサービスのプロパティ画面の,下部フレームの[LOGIF]をクリックすると表示される[ログ収集条件設定]ウィンドウで作成した条件式(文字列)が表示される。

※4

※4

Realtime Report Data Collection Mode

リアルタイムレポートの表示モードを指定する。

  • Reschedule:再スケジュールモード

  • Temporary Log:一時保存モード

なお,Over 10 Sec Collection Timeの値が「Yes」のレコードには,一時保存モード(Temporary Log)を指定する必要がある。

Over 10 Sec Collection Time

履歴データの収集をリアルタイムレポートの表示処理より優先する場合(履歴収集優先機能が有効な場合)※2にだけ表示される。レコードの収集に10秒以上掛かることがあるかどうかが「Yes」または「No」で表示される。

  • Yes:10秒以上掛かることがある

  • No:10秒掛からない

このプロパティは変更できない。

Interval Records

PIレコードタイプのレコードのプロパティが格納されている。収集されているレコードのレコードIDは,太字で表示される。

Interval Records

レコードID※1

レコードのプロパティが格納されている。

Description

レコードの説明が表示される。

Log※2

レコードをPFM - RM for Microsoft SQL ServerのStoreデータベースに記録するかどうかが「Yes」または「No」で表示される。

この値が「Yes」で,かつCollection Intervalが0より大きい値であれば,データベースに記録される。

※3

Log(ITSLM)※2

JP1/ITSLM - ManagerからレコードをPFM - RM for Microsoft SQL ServerのStoreデータベースに記録するかどうかが「Yes」または「No」で表示される。この値が「Yes」でかつ,Collection Intervalが0より大きい値であれば,データベースに記録される。

このプロパティは変更できない。

Collection Interval

データの収集間隔を指定する。指定できる値は0〜2,147,483,647秒で,1秒単位で指定できる。なお,0と指定した場合,データは収集されない。

※4

※4

Collection Offset

データの収集を開始するオフセット値を指定する。指定できる値は,Collection Intervalで指定した値の範囲内で,0〜32,767秒の1秒単位で指定できる。なお,データ収集の記録時間は,Collection Offsetの値によらないで,Collection Intervalと同様の時間となる。

※4

※4

LOGIF

レコードをデータベースに記録するときの条件を指定する。条件に合ったレコードだけがデータベースに記録される。PFM - Web Consoleの[サービス階層]タブで表示されるサービスのプロパティ画面の,下部フレームの[LOGIF]をクリックすると表示される[ログ収集条件設定]ウィンドウで作成した条件式(文字列)が表示される。

※4

※4

Realtime Report Data Collection Mode

リアルタイムレポートの表示モードを指定する。

  • Reschedule:再スケジュールモード

  • Temporary Log:一時保存モード

なお,Over 10 Sec Collection Timeの値が「Yes」のレコードには,一時保存モード(Temporary Log)を指定する必要がある。

Over 10 Sec Collection Time

履歴データの収集をリアルタイムレポートの表示処理より優先する場合(履歴収集優先機能が有効な場合)※2にだけ表示される。レコードの収集に10秒以上掛かることがあるかどうかが「Yes」または「No」で表示される。

  • Yes:10秒以上掛かることがある

  • No:10秒掛からない

このプロパティは変更できない。

Log Records

PLレコードタイプのレコードのプロパティが格納されています。PFM - RM for Microsoft SQL Serverでは使用しません。

Remote Monitor Configuration

監視対象固有の設定用プロパティが格納されている。

×

Remote Monitor Configuration

Target

リモートエージェントのサービスの概要が表示される。

×

SQL_INSTANCE

監視対象となるMicrosoft SQL Serverのインスタンス名を指定する。

×

SQL_USER

SQL Server認証に使用するMicrosoft SQL Serverのユーザー名を指定する。

×

DRIVER_NAME

監視対象のMicrosoft SQL Serverとの通信に使用するドライバー名が表示される。

×

TIMEOUT

データベースアクセス時のクエリータイムアウト時間を秒単位で指定する。

×

LOGIN_TIMEOUT

データベースへの接続タイムアウト時間を秒単位で指定する。

×

DB_FREE_PERC_OPTION

PD_DSレコードのFree %フィールド,Data Unallocate %フィールドがマイナス値になる場合の動作を指定する。

×

DB_FREE_PERC_NUMBER

PD_DSレコードのFree %フィールド,Data Unallocate %フィールドがマイナス値になった場合に置き換える値を指定する。DB_FREE_PERC_OPTIONで「Y」を指定した場合だけ有効。

×

LIMIT_PD_LD_NUMBER

PD_LDレコードの最大収集レコード数。

このプロパティは変更できる。※4

×

(凡例)

−:該当しません

○:表示され,かつ更新可能。

●:表示されるが更新不可。

×:表示されない。

注※1

フォルダ名には,データベースIDを除いたレコードIDが表示されます。各レコードのレコードIDについては,「5. レコード」を参照してください。

注※2

どちらかのプロパティの値が「Yes」の場合,Storeデータベースに記録されます。

注※3

PFM - RM for Microsoft SQL Serverでは,1つのインスタンス環境に定義できる監視対象は1つだけです。そのため,グループエージェントの使用は有効ではありません。プロパティからレコードの記録を変更する場合は,グループエージェントのプロパティではなく,リモートエージェントのプロパティから行ってください。

注※4

PFM - RM for Microsoft SQL Serverで設定した値が表示されます。