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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Remote Monitor for Microsoft(R) SQL Server


7.4.1 Windowsの場合

〈この項の構成〉

(1) OSのログ情報

OSのログ情報で,採取が必要な情報を次の表に示します。

表7‒5 OSのログ情報

情報の種類

概要

デフォルトのファイル名

jpcrasコマンドでの採取

システムログ

Windowsイベントログ

プロセス情報

プロセスの一覧

システムファイル

hostsファイル

システムフォルダ\system32\drivers\etc\hosts

servicesファイル

システムフォルダ\system32\drivers\etc\services

OS情報

システム情報

ネットワークステータス

ホスト名

Windowsファイアウォール情報

ダンプ情報

問題のレポートと解決策のログファイル

ユーザーモードプロセスダンプの出力先フォルダ\プログラム名.プロセスID.dmp

例:jpcagt4.exe.2420.dmp

×

(凡例)

○:採取できる

×:採取できない

−:該当しない

注※

別のフォルダにログファイルが出力されるように設定している場合は,該当するフォルダから資料を採取してください。

(2) Performance Managementの情報

Performance Managementに関する次の情報の採取が必要です。また,ネットワーク接続でのトラブルの場合,接続先マシン上のファイルの採取も必要です。Performance Managementの情報を次の表に示します。

表7‒6 Performance Managementの情報

情報の種類

概要

デフォルトのファイル名

jpcrasコマンドでの採取

共通メッセージログ

Performance Managementから出力されるメッセージログ(シーケンシャルファイル方式)

インストール先フォルダ\log\jpclog{01|02}※1

Performance Managementから出力されるメッセージログ

(ラップアラウンドファイル方式)

インストール先フォルダ\log\jpclogw{01|02}※1

構成情報

各構成情報ファイル

jpctool service listコマンドの出力結果

バージョン情報

製品バージョン

履歴情報

データベース情報

Remote Monitor Storeサービス

インストール先フォルダ\agt4\store\インスタンス名\STPD

インストール先フォルダ\agt4\store\インスタンス名\STPIフォルダ下の次に示すファイル

*.DB

*.IDXq\store\インスタンス名

*.IDX

※2

トレースログ

Performance Managementのプログラムの各サービスのトレース情報

※3

エージェントログ

PFM RM for Microsoft SQL Serverのレコード取得に関する処理の通常ログ

インストール先フォルダ\agt4\agent\インスタンス名\log\agt4inf{01|02}※4

※5

PFM RM for Microsoft SQL Serverのレコード取得に関する処理の異常ログ

インストール先フォルダ\agt4\agent\インスタンス名\log\agt4err{01|02}※4

※5

インストールログ※6

インストール時のメッセージログ

システムフォルダ\TEMP\HCDINSTフォルダ下の次に示すファイル。

  • HCDMAIN.LOGおよびHCDMAINn.LOG※6

  • HCDINST.LOGおよびHCDINSTn.LOG※6

  • 製品形名.LOG

×

(凡例)

○:採取できる

×:採取できない

−:該当しない

注※1

ログファイルの出力方式については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの障害検知について説明している章を参照してください。

注※2

デフォルトの保存先フォルダを変更した場合,jpcrasコマンドではデータベース情報を採取できません。該当するフォルダから手動で資料を採取してください。

注※3

トレースログの格納先フォルダについては,「7.3.2(2) トレースログ」を参照してください。

注※4

エージェントログの出力方式,および格納先フォルダの変更方法については,「7.3.2(3) エージェントログ」を参照してください。

注※5

jpcrasコマンドでは,エージェントログ情報は,現在設定されている出力先フォルダからだけ採取されます。エージェントログの出力先フォルダを変更した場合,変更前に出力されているエージェントログファイルについては手動で採取してください。

注※6

インストールに失敗した場合に採取してください。

(3) オペレーション内容

トラブル発生時のオペレーション内容について,次に示す情報が必要です。

(4) 画面上のエラー情報

次に示すハードコピーを採取してください。

(5) ユーザーダンプ

Performance Managementのプロセスがアプリケーションエラーで停止した場合は,ユーザーダンプを採取してください。

(6) 問題レポートの採取

Performance Managementのプロセスがアプリケーションエラーで停止した場合は,問題レポートを採取してください。

(7) その他の情報

上記以外で必要な情報を次に示します。