Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Remote Monitor for Microsoft(R) SQL Server


3.1.2 連合データベースサーバ

〈この項の構成〉

(1) 連合データベースサーバでのPFM - RM for Microsoft SQL Serverの構成

連合データベースサーバとは,複数のノードにわたるテーブルを行方向に分割して分散パーティションビューを作成する機能です。この機能は,大規模なWebサイトまたは企業のデータ処理をサポートするために,ノードのグループを連携して動作させるときに使用します。

連合データベースサーバでPFM - RM for Microsoft SQL Serverを運用する場合は,次の図のような構成で運用します。

図3‒3 連合データベースサーバでのPFM - RM for Microsoft SQL Serverの構成例

[図データ]

各ノードでは固有のインスタンス名を持つMicrosoft SQL Serverが動作しています。PFM - RM for Microsoft SQL Serverは,各ノードのMicrosoft SQL Serverのインスタンスを監視します。

各ノードのMicrosoft SQL Serverインスタンスに合わせてPFM - RM for Microsoft SQL Serverをセットアップし,各ノードのMicrosoft SQL Serverインスタンスを監視する構成にします。この場合,クラスタソフトには登録しません。

注意

連合データベースサーバでPFM - RM for Microsoft SQL Serverを運用し,連合データベースサーバを監視する場合は,単体のノードが多数あるシステムと同様に運用します。通常の非クラスタシステムと同じように運用してください。