2.9.1 動作上の注意事項
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PFM - RM for Oracleを起動する前に,Oracleのインストールおよび設定が完了し,起動されている必要があります。Oracleが起動していない場合には,Instance Availability(PD_PDIA)およびServer Status(PD_STAT)を除くパフォーマンスデータの収集が行われません。また,Oracleインスタンスやコンテナがマウント状態の場合,パフォーマンスデータの収集が行われません。
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Oracle Databaseインスタンスやコンテナの構成変更やメンテナンスの実施は,PFM - RM for Oracleを停止してから行ってください。
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Oracleの動的パフォーマンス(V$)・ビューであるV$ACCESS,V$OPEN_CURSORを検索している次のレコードの収集時にOracle Databaseからエラー(ORA-00600,ORA-00602)が返却され,一時的にデータ収集に失敗する場合があります。この場合,次回レコード収集時に,再度データ収集を実行します。
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Activity Summary(PD_PDAS)
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Open Cursor(PD_PDOC)
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Session Detail(PD_PDS)
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PFM - RM for Oracleを停止する前に,監視対象のOracleインスタンスやコンテナを停止しようとしても,OracleのNORMALシャットダウンでは終了しないことがあります。事前にPFM - RM for Oracleを停止するか,IMMEDIATEシャットダウンでOracle Databaseを停止してください。
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sysアカウントを使用して監視に失敗する場合,次の1、2の設定をともに行うか,または3の設定を確認して下さい。
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パスワードファイルを作成する。
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初期化パラメーター「remote_login_passwordfile」の値を「exclusive」に設定する。
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初期化パラメーター「o7_dictionary_accessibility」の値を「true」に設定する。
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oracle_passwd(oracle_userで指定したアカウントのパスワード)に,パスワードの有効期限が設定されている場合,有効期限に達するとOracleとの接続エラーとなり,パフォーマンス情報の収集に失敗します。Oracle接続エラーとならないよう,有効期限に達する前に次のどちらかを行ってください。
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パスワードの有効期限を解除する
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パスワードを更新後,jpcconf inst setupを再実行し,oracle_passwdを更新する
なお,mk_rmus.sqlで作成したOracleアカウントには,Oracleが提供しているDEFAULTのプロファイルが適用されます。
設定方法については,Oracleのマニュアルを参照してください。
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PFM - RM for Oracleを使用中にOracleで接続エラーが発生すると,Oracleの仕様で定められた出力先にsqlnet.logが出力されます。Oracle Database 11g以降を使用し,ORACLE_BASEを指定していない場合は,ルートディレクトリにフォルダが作成され出力されます。PFM - RM for Oracleの起動前にORACLE_BASEを環境変数に設定することで,出力先を指定することができます。
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Oracle RAC Node One構成の場合,各ノードのOracle SIDは動的に変更されるためノードのインスタンス単位に監視を行うPFM - RM for Oracleでは監視することができません。
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WindowsのWOW64システムディレクトリ配下(SysWOW64)にある実行モジュールをアラームのアクション定義に指定する場合は,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のアラーム作成時の注意事項について説明している章を参照してください。
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Remote Monitor CollectorサービスやRemote Monitor Storeサービスに対してjpctool service listコマンドを実行する場合の注意事項については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」のコマンドについて説明している章を参照してください。
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PFM - RM for Oracleに対してjpcspm startコマンドおよびjpcspm stopコマンドを実行する場合の注意事項については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」のコマンドについて説明している章を参照してください。
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Windowsの場合,PFM - RM for Oracleを新規にインストールした場合,「プログラムの追加と削除」ダイアログボックスを開いた時に,表示されるPFM - RM for Oracleのアイコンが,最初に表示されたアイコンからすぐに別のアイコンに置き換わる場合があります。これはアイコンの表示だけの問題であり,PFM - RM for Oracleの動作に影響はありません。
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Linuxの場合,Performance Managementのサービスの自動起動は,OS規定のランレベル3と5で起動した場合有効です。Performance Managementのサービスの自動停止は,OS規定のランレベル0と6で起動した場合有効です。ランレベル1,2で起動した場合は,自動起動および自動停止は動作しません。