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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Remote Monitor for Oracle


2.6.1 パフォーマンスデータの格納先の変更

PFM - RM for Oracleで収集したパフォーマンスデータは,PFM - RM for OracleのRemote Monitor StoreサービスのStoreデータベースで管理しています。

Storeデータベースで管理されるパフォーマンスデータの,次のデータ格納先ディレクトリを変更したい場合は,jpcconf db defineコマンドで設定します。Storeデータベースの格納先フォルダを変更する前に収集したパフォーマンスデータが必要な場合は,jpcconf db defineコマンドの-moveオプションを使用してください。jpcconf db defineコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) Windowsの場合

jpcconf db defineコマンドで設定するオプション名,設定できる値の範囲などを次の表に示します。

表2‒26 パフォーマンスデータの格納先を変更するコマンドの設定項目(Windowsの場合)

説明

オプション名

設定できる値

デフォルト値

パフォーマンスデータのバックアップ先フォルダ

bd

1〜211バイトの絶対パス

インストール先フォルダ\agt1\store\インスタンス名\backup

パフォーマンスデータを退避する場合の最大世代番号

bs

1〜9

5

パフォーマンスデータのエクスポート先フォルダ

dd

1〜127バイトの絶対パス

インストール先フォルダ\agt1\store\インスタンス名\dump

パフォーマンスデータのインポート先フォルダ

id

1〜222バイトの絶対パス

インストール先フォルダ\agt1\store\インスタンス名\import

パフォーマンスデータの部分バックアップ先フォルダ

pbd

1〜214バイトの絶対パス

インストール先フォルダ\agt1\store\インスタンス名\partial

パフォーマンスデータの保存先フォルダ

sd

1〜214バイトの絶対パス

インストール先フォルダ\agt1\store\インスタンス名

注※

論理ホストで運用する場合のデフォルト値については,「インストール先フォルダ」を「環境フォルダ\jp1pc」に読み替えてください。

(2) UNIXの場合

jpcconf db defineコマンドで設定するオプション名,設定できる値の範囲などを次の表に示します。

表2‒27 パフォーマンスデータの格納先を変更するコマンドの設定項目(UNIXの場合)

説明

オプション名

設定できる値

デフォルト値

パフォーマンスデータのバックアップ先ディレクトリ

bd

1〜211バイトの絶対パス

インストール先ディレクトリ/agt1/store/インスタンス名/backup

パフォーマンスデータを退避する場合の最大世代番号

bs

1〜9

5

パフォーマンスデータのエクスポート先ディレクトリ

dd

1〜127バイトの絶対パス

インストール先ディレクトリ/agt1/store/インスタンス名/dump

パフォーマンスデータのインポート先ディレクトリ

id

1〜222バイトの絶対パス

インストール先ディレクトリ/agt1/store/インスタンス名/import

パフォーマンスデータの部分バックアップ先ディレクトリ

pbd

1〜214バイトの絶対パス

インストール先ディレクトリ/agt1/store/インスタンス名/partial

パフォーマンスデータの保存先ディレクトリ

sd

1〜214バイトの絶対パス

インストール先ディレクトリ/agt1/store/インスタンス名

注※

論理ホストで運用する場合のデフォルト値については,「インストール先ディレクトリ」を「環境ディレクトリ/jp1pc」に読み替えてください。