2.3.1 アンセットアップの前に(Windowsの場合)
ここでは,PFM - RM for Oracleをアンインストールおよびアンセットアップするときの注意事項を次に示します。
- 〈この項の構成〉
(1) アンインストールに必要なOSユーザー権限に関する注意事項
PFM - RM for Oracleをアンインストールするときは,必ず,Administrator権限を持つアカウントで実行してください。
(3) プログラムに関する注意事項
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Performance Managementのプログラムおよびサービスや,Performance Managementのファイルを参照するような他プログラム(例えばWindowsのイベントビューアーなど)を起動したままアンインストールした場合,ファイルやフォルダが残ることがあります。この場合は,手動でインストール先フォルダ以下をすべて削除してください。
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Performance Managementのプログラムおよびサービスや,Performance Managementのファイルを参照するような他プログラム(例えばWindowsのイベントビューアーなど)を起動したままアンインストールした場合,システムの再起動を促すメッセージが出力されることがあります。この場合,システムを再起動して,アンインストールを完了させてください。
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PFM - BaseとPFM - RM for Oracleがインストールされているホストの場合,PFM - BaseのアンインストールはPFM - RM for Oracleをアンインストールしないと実行できません。この場合,PFM - RM for Oracle,PFM - Baseの順にアンインストールしてください。また,PFM - ManagerとPFM - RM for Oracleがインストールされているホストの場合も同様に,PFM - ManagerのアンインストールはPFM - RM for Oracleをアンインストールしないと実行できません。この場合,PFM - RM for Oracle,PFM - Managerの順にアンインストールしてください。
(4) サービスに関する注意事項
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PFM - Managerをアンインストールするときは,Performance Managementシステム全体で,Performance Managementのプログラムおよびサービスをすべて停止しておいてください。
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PFM - RM for Oracleをアンインストールしただけでは,jpctool service listコマンドで表示できるサービスの情報は削除されません。この場合,jpctool service deleteコマンドを使用してサービスの情報を削除してください。サービス情報の削除方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の,インストールとセットアップの章のサービスの削除について説明している個所を参照してください。
なお,PFM - Web Consoleホストにサービス情報の削除を反映するためには,jpctool service syncコマンドを実行して,PFM - ManagerホストとPFM - Web Consoleホストのエージェント情報を同期する必要があります。
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PFM - Managerをアンインストールしたあと,同じマシンに再インストールすると,jpctool service listコマンド実行時にTrap Generatorサービスが2つ表示されることがあります。この場合,PFM - Managerのサービスを起動し,「Inactive」と表示されているTrap Generatorサービスをjpctool service deleteコマンドで削除してください。
(5) その他の注意事項
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PFM - Web Consoleがインストールされているホストから,Performance Managementプログラムをアンインストールする場合は,ブラウザの画面をすべて閉じてからアンインストールを実施してください。
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アンインストールを実行する前にjpcconf inst setupコマンドまたはPFM - Web Consoleで,エージェントログの出力先フォルダを確認してください。エージェントログの出力先をデフォルト値(インストール先フォルダ\agt1\agent\インスタンス名\log\)以外に設定している場合,アンインストールしてもエージェントログファイルは削除されません。この場合,アンインストール実行後にエージェントログファイルを手動で削除する必要があります。