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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Remote Monitor for Oracle


1.3.1 パフォーマンス監視の目的

PFM - RM for Oracleを用いたパフォーマンス監視は,主に次の目的で使うことができます。

Oracleサーバを運用する場合,特定の要因によって,Oracleサーバ全体のパフォーマンスに悪影響を及ぼす場合があります。パフォーマンスに悪影響を及ぼす要因としては,次のようなものがあります。

Oracleサーバが正しく動作しているかどうかを確認することは大変重要なことです。Oracleサーバが正しく動作しているかどうかは,パフォーマンスの観点に加えて,次のような監視によって動作を確認することができます。

このように,Oracleサーバを安定稼働させるには,PFM - RM for Oracleを用いてパフォーマンス監視をすることができます。

なお,パフォーマンス監視方法のしきい値は参考値です。具体的なしきい値については,ベースラインを測定し決定する必要があります。

具体的な設定項目については,Oracleサーバの運用形態に合わせて検討する必要があります。