Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Remote Monitor for Virtual Machine


7.4.1 Windowsの場合

〈この項の構成〉

(1) OSのログ情報

OSのログ情報で,採取が必要な情報を次の表に示します。

表7‒11 OSのログ情報

情報の種類

概要

デフォルトのファイル名

jpcrasコマンドでの採取

システムログ

Windowsイベントログ

WMIログ

システムフォルダ\system32\WBEM\Logs\*

プロセス情報

プロセスの一覧

システムファイル

hostsファイル

システムフォルダ\system32\drivers\etc\hosts

servicesファイル

システムフォルダ\system32\drivers\etc\services

OS情報

システム情報

ネットワークステータス

ホスト名

Windowsファイアウォール情報

ダンプ情報

問題のレポートと解決策のログファイル

ユーザーモードプロセスダンプの出力先フォルダ\プログラム名.プロセスID.dmp

例:

jpcagt8.exe.2420.dmp

×

(凡例)

○:採取できる

×:採取できない

−:該当しない

注※

別のフォルダにログファイルが出力されるように設定している場合は,該当するフォルダから資料を採取してください。

(2) Performance Managementの情報

Performance Managementに関する次の情報の採取が必要です。また,ネットワーク接続でのトラブルの場合,接続先マシン上のファイルの採取も必要です。Performance Managementの情報を次の表に示します。

表7‒12 Performance Managementの情報

情報の種類

概要

デフォルトのファイル名

jpcrasコマンドでの採取

共通メッセージログ

Performance Managementから出力されるメッセージログ

(シーケンシャルファイル方式)

インストール先フォルダ\log\jpclog{01|02}※1

Performance Managementから出力されるメッセージログ

(ラップアラウンドファイル方式)

インストール先フォルダ\log\jpclogw{01|02}※1

構成情報

各構成情報ファイル

jpctool service listコマンドの出力結果

バージョン情報

製品バージョン

履歴情報

データベース情報

Remote Monitor Storeサービス

インストール先フォルダ\agt8\store\インスタンス名\STPD

インストール先フォルダ\agt8\store\インスタンス名\STPI

フォルダ下の次に示すファイル。

*.DB

*.IDX

トレースログ

Performance Managementのプログラムの各サービスのトレース情報

※2

収集ログ

性能情報収集時の情報

  • インストール先フォルダ\agt8\agent\インスタンス名\log\<VM_Type>_<監視対象名>*.log

  • インストール先フォルダ\agt8\agent\インスタンス名\targets\監視対象名\log\jpcagt5virtage*.log

ワークデータ

性能情報収集時のワーク用データ

  • インストール先フォルダ\agt8\agent\インスタンス名\targets\監視対象名\work\*

  • インストール先フォルダ\agt8\agent\インスタンス名\targets\監視対象名\data\*

コレクタプラグインデータ

各コレクタプラグインのデータ

  • インストール先フォルダ\agt8\plugin\jpcagt5*.d\*

  • インストール先フォルダ\agt8\pulgin\jpcagt8*.d\*

インストールログ※3

インストール時のメッセージログ

システムフォルダ\TEMP\HCDINST\*.LOG

×

(凡例)

○:採取できる

×:採取できない

−:該当しない

注※1

ログファイルの出力方式については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの障害検知について説明している章を参照してください。

注※2

トレースログの格納先フォルダについては,「7.3.2(2) トレースログ」を参照してください。

注※3

インストールに失敗した場合に採取してください。

(3) レジストリの情報

HNTRLib2に関するレジストリ情報を採取します。採取する情報を次の表に示します。

表7‒13 HNTRLib2の情報(Windowsの場合)

情報の種類

概要

レジストリのキー名

jpcrasコマンドでの採取

構成情報

各構成情報

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\HITACHI\HNTRLIB2\HNTR1(x64環境以外)

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432NODE\HITACHI\HNTRLIB2\HNTR1(x64環境)

(凡例)

○:採取できる

(4) Virtageコレクタプラグインの情報(Virtageの場合だけ)

監視対象の仮想環境がVirtageの場合,次の表に示す情報が必要です。

表7‒14 Virtageコレクタプラグインの情報

概要

ファイル名

jpcrasコマンドでの採取

情報収集コマンド用の一時ファイル

インストール先フォルダ\agt8\agent\インスタンス名\targets\監視対象名\log\HvmPerMon.bin

情報収集コマンド定義ファイル(マスターファイル)

インストール先フォルダ\agt8\plugin\jpcagt5virtage.d\jpcagt5virtageSetup.ini

情報収集コマンド

インストール先フォルダ\agt8\plugin\jpcagt5virtage.d\HvmSh.exe

情報収集コマンド定義ファイル(コピーファイル)

インストール先フォルダ\agt8\agent\インスタンス名\targets\監視対象名\jpcagt5virtageSetup.ini

(凡例)

○:採取できる

(5) HVMダンプの情報(Virtageの場合だけ)

Virtageとの接続でエラーが発生したり,Virtageから取得したパフォーマンスデータに問題がある場合は,HVMダンプを採取してください。なお,HVMダンプの採取方法については,BladeSymphony各装置ユーザーズガイドの,HVMダンプ採取コマンドについて説明している個所を参照してください。

(6) オペレーション内容

トラブル発生時のオペレーション内容について,次に示す情報が必要です。

(7) 画面上のエラー情報

次に示すハードコピーを採取してください。

(8) ユーザーモードプロセスダンプ

Performance Managementのプロセスがアプリケーションエラーで停止した場合は,ユーザーモードプロセスダンプを採取してください。

(9) 問題レポートの採取

Performance Managementのプロセスがアプリケーションエラーで停止した場合は,問題レポートを採取してください。

(10) その他の情報

上記以外で必要な情報を次に示します。