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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Remote Monitor for Virtual Machine


アラーム一覧

1つ以上のアラームを1つのテーブルにまとめたものを「アラームテーブル」と呼びます。PFM - RM for Virtual Machineの監視テンプレートで定義されているアラームは,アラームテーブルの形式で,PFM - Web Consoleの[アラーム階層]タブに表示される「RM VirtualMachine」フォルダに格納されています。

アラームテーブル名を次に示します。

アラームテーブル名末尾の「12.50」

アラームテーブルのバージョンを示します。

監視テンプレートで定義されているアラームを使用する際は,Performance Managementシステムで使用しているアラームテーブルのバージョンおよびバージョンの互換性を確認してください。アラームテーブルのバージョンおよびバージョン互換については,「付録H バージョン互換」を参照してください。

PFM - RM for Virtual Machineの監視テンプレートで定義されているアラームを,次の表に示します。

表4‒1 アラーム一覧

アラーム名

監視対象

監視目的

利用できる仮想環境

VMware

Hyper-V

KVM

Docker環境

Podman環境

Virtage

Host Disk Usage

物理サーバの論理ディスク使用率

稼働状況監視

×

×

×

Host Memory Usage

物理サーバのメモリー使用率

性能情報監視

×

×

VM CPU Insufficient

仮想マシンのCPU不足率

性能情報監視

×

×

×

×

VM Disk Abort Cmds

仮想マシンのディスクコマンド破棄数

稼働状況監視

×

×

×

×

×

VM Disk Usage

仮想マシンの論理ディスク使用率

稼働状況監視

×

×

×

×

×

VM Status

仮想マシンの状態

稼働状況監視

(凡例)

○:利用できる。

×:利用できない。

PFM - RM for Virtual Machineでは,監視テンプレートとして,システムが正常に運用しているかどうかを監視する稼働情報監視のアラームと,システムが十分なサービスを提供しているかどうかを監視する性能情報監視のアラームを提供しています。目的に合わせて必要なアラームを設定してください。

監視テンプレートに設定されているしきい値は参考例です。監視テンプレートを使用する場合には,監視テンプレートをコピーしたあと,監視対象の環境に合わせて適切な値をしきい値に設定してご利用ください。