2.6.5 Podman環境の場合
Podman環境を監視するためのインスタンス環境の設定例を説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) 想定するPodman環境
この節の説明で想定するPodman環境を,次に示します。
- 監視対象ホスト
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仮想環境ソフトウェア:Podman環境
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物理サーバのホスト名:podmanhost
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ポート番号:22
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- PFM - RMホスト
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ログインユーザー名:vmuser
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ログインパスワード:vmpass
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ドメイン名:vmdomain
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(2) インスタンス環境の設定例
インスタンス環境の設定時のコマンド実行例を次に示します。
C:\Program Files\Hitachi\jp1pc\tools>jpcconf inst setup -key agt8 -inst podman1…1 VM_Type [vmware] :podman<Enter> …2 Interval [300] :<Enter> …3 Offset [10] :<Enter> …4 Std_Category [Y] :<Enter> …5 Cpu_Category [Y] :<Enter> …6 Memory_Category [Y] :<Enter> …7 Disk_Category [Y] :<Enter> …8 Network_Category [Y] :<Enter> …9 HostUserID [] :vmuser<Enter> …10 HostPassword [] :vmpass<Enter> …11 Re-enter :vmpass<Enter> HostDomain [] :vmdomain<Enter> …12 SSH_Type [putty] :<Enter> …13 SSH_Client [] :C:\Putty\plink.exe<Enter>…14 Log_Size (MB) [16] :<Enter> …15 UseVcpuMax [N] :<Enter> …16 KAVE05080-I インスタンス環境を作成しています (servicekey=agt8, inst=podman1) KAVE05081-I インスタンス環境が作成されました (servicekey=agt8, inst=podman1)
- (凡例)
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<Enter>:Enterキーを押すことを示します。
…1〜16:設定手順の中で,対応する手順番号を示します。
インスタンス環境の設定手順を次に示します。
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jpcconf inst setupコマンドを実行する。
インスタンス名に任意の名称を指定します。
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VM_Typeを設定する。
「podman」を入力し,Enterキーを押します。
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Intervalを設定する。
デフォルト値(300)を使用するため,値を入力しないでEnterキーを押します。
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Offsetを設定する。
デフォルト値(10)を使用するため,値を入力しないでEnterキーを押します。
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Std_Categoryを設定する。
デフォルト値(Y)を使用するため,値を入力しないでEnterキーを押します。
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Cpu_Categoryを設定する。
デフォルト値(Y)を使用するため,値を入力しないでEnterキーを押します。
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Memory_Categoryを設定する。
デフォルト値(Y)を使用するため,値を入力しないでEnterキーを押します。
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Disk_Categoryを設定する。
デフォルト値(Y)を使用するため,値を入力しないでEnterキーを押します。
-
Network_Categoryを設定する。
デフォルト値(Y)を使用するため,値を入力しないでEnterキーを押します。
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HostUserIDを設定する。
接続に使用するPFM - RMホストのユーザー名「vmuser」を入力して,Enterキーを押します。
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HostPasswordを設定する。
HostUserIDに設定したユーザーIDのパスワード「vmpass」を入力して,Enterキーを押します。確認のために再入力を要求されるので,再度「vmpass」を入力して,Enterキーを押します。
- 注意
-
入力中の文字列は,画面に表示されません。
-
HostDomainを設定する。
PFM - RMホストが所属するドメイン名「vmdomain」を入力して,Enterキーを押します。
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SSH_Typeを設定する
デフォルト値(putty)を使用するため,値を入力しないでEnterキーを押します。
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SSH_Clientを設定する。
plink.exeのパスを入力して,Enterキーを押します。
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Log_Sizeを設定する。
デフォルト値(16メガバイト)を使用するため,値を入力しないでEnterキーを押します。
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UseVcpuMaxを設定する。
Podman環境では使用しないため,値を入力しないでEnterキーを押します。
(3) 監視対象の設定例
監視対象の設定時のコマンド実行例を次に示します。
C:\Program Files\Hitachi\jp1pc\tools>jpcconf target setup -key agt8 -inst podman1 -target podmanhost …1 Target Host [] :podmanhost<Enter> …2 VM_Host [] :<Enter> …3 Security [1] :<Enter> …4 Port [0] :<Enter> …5 UserID [] :root<Enter> …6 Password [] :<Enter> …7 Domain [] :<Enter> …8 Private_Key_File [] :C:\Putty\agt8.ppk<Enter>…9 KAVE05361-I 監視対象を追加しています (servicekey=agt8, inst=podman1, target=podmanhost) KAVE05362-I 監視対象が追加されました (servicekey=agt8, inst=podman1, target=podmanhost)
- (凡例)
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<Enter>:Enterキーを押すことを示します。
…1〜9:設定手順の中で,対応する手順番号を示します。
監視対象の設定手順を次に示します。
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jpcconf target setupコマンドを実行する。
ここでは,監視対象の名前として物理サーバのホスト名である「podmanhost」を指定しています。
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Target Hostを設定する。
監視対象の物理サーバのホスト名である「podmanhost」を入力し,Enterキーを押します。
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VM_Hostを設定する。
Target Hostの設定値を使用するため,値を入力しないでEnterキーを押します。
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Securityを設定する。
Podman環境では使用しないため,値を入力しないでEnterキーを押します。
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Portを設定する。
デフォルト値(22)を使用するため,値を入力しないでEnterキーを押します。
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UserIDを設定する。
スーパーユーザー(root)を入力し,Enterキーを押します。
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Passwordを設定する。
Podman環境では使用しないため,値を入力しないでEnterキーを押します。
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Domainを設定する。
Podman環境では使用しないため,値を入力しないでEnterキーを押します。
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Private_Key_Fileを設定する。
秘密鍵ファイル名を入力し,Enterキーを押します。