2.5.6 Virtageの場合
監視対象の仮想環境がVirtageの場合,PFM - RM for Virtual Machineによるセットアップのほかに,監視対象となるVirtage環境で,監視エージェントをインストールしたマシンのIPアドレスを設定する必要があります。ただし,監視エージェントが複数のIPアドレスを持つ場合は,監視エージェントのOSが優先的に選択して使用するIPアドレス,すなわち監視エージェントが使用するIPアドレスをVirtage側に設定してください。また,クラスタシステムでの運用の場合,論理IPアドレスではなく,実行系ノードと待機系ノードのIPアドレスをVirtage側に設定してください
Virtage側へ監視エージェントホストのIPアドレスを設定する手順については,マニュアル「HVM 管理コマンド(HvmSh)ユーザーズガイド」を参照してください。
設定手順を次に示します。
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Virtageに同梱されているVirtage管理ツールのHvmShコマンド(HvmSh.exe)を,PFM - RMホストの次のフォルダ配下にコピーする。
インストール先フォルダ\agt8\plugin\jpcagt5virtage.d\
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監視対象となるVirtage環境で,監視エージェントをインストールしたマシンのIPアドレスを設定する。
- 重要
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PFM - RM for Virtual MachineでVirtageを監視する際には,Virtageを監視するインスタンスのすべてのパフォーマンスデータの収集間隔を10分未満に設定してください。Virtageの監視では,パフォーマンスデータの収集間隔が10分以上の場合,Virtageファームウェアおよび,HvmShコマンドの仕様により性能データが収集できません。