1.3.2 パフォーマンスデータ収集のPFM - Agent for Virtual Machineとの違い
PFM - RM for Virtual Machineではパフォーマンスデータを収集するに当たり，PFM - Agent for Virtual MachineにはないInterval（収集プロセスの実施間隔）をインスタンス環境のセットアップで設定する必要があります。
PFM - Agent for Virtual Machineでは，Collection Interval（パフォーマンスデータの収集間隔）に指定した間隔でパフォーマンスデータを収集します。一方，PFM - RM for Virtual Machineは，Intervalに指定した値（デフォルト値は300秒）の間隔で収集プロセスを実施して性能情報一時ファイルを作成し，Collection Intervalに指定した値（デフォルト値は300秒）の間隔で性能情報一時ファイルからパフォーマンスデータを収集します。そのため，Collection IntervalにはIntervalよりも大きな値を指定する必要があります。
なお，Collection Intervalに指定した値がIntervalに指定した値より小さい場合，Intervalに指定した値の間隔でパフォーマンスデータを収集します。