付録J.2 動作ログの保存形式
ここでは,動作ログのファイル保存形式について説明します。
動作ログは規定のファイル(カレント出力ファイル)に出力されます。また,上限いっぱいになった動作ログは別のファイル(シフトファイル)として保存されます。動作ログのファイル切り替えの流れは次のとおりです。
-
動作ログが,カレント出力ファイル「jpcaudit.log」に順次出力される。
-
カレント出力ファイルが上限いっぱいになると,以降の動作ログはシフトファイルとして保存される。
シフトファイル名には,カレント出力ファイル名の末尾に数値を付けた名称が設定されます。シフトファイル名は,カレント出力ファイルが上限いっぱいになるたびにそれぞれ「ファイル名末尾の数値+1」へ変更されます。したがって,ファイル末尾の数値が大きいほど,古いログファイルとなります。
- 例
-
カレント出力ファイル「jpcaudit.log」が上限いっぱいになると,その内容はシフトファイル「jpcaudit1.log」へ保管されます。
カレント出力ファイルが再び上限いっぱいになると,そのログは「jpcaudit1.log」へ移行されます。また,既存のシフトファイル「jpcaudit1.log」は「jpcaudit2.log」へリネームされます。
なお,ログファイル数が保存面数(jpccomm.iniファイルで指定)を超えると,いちばん古いログファイルから削除されます。
-
カレント出力ファイルが初期化され,新たな動作ログが書き込まれる。
動作ログの出力要否,出力先および保存面数は,jpccomm.iniファイルで設定します。jpccomm.iniファイルの設定方法については,「付録J.4 動作ログを出力するための設定」を参照してください。