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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Remote Monitor for Platform


Remote Monitor Collectorサービス起動情報ファイル(jpcagt.ini)

〈このページの構成〉

機能

PFM - RM for Platformのインスタンス環境でのRemote Monitor Collectorサービスの動作を設定する定義ファイルです。

ファイル

jpcagt.ini(Remote Monitor Collectorサービス起動情報ファイル)

格納先

Remote Monitor Collectorサービス起動情報ファイルの格納先を次に示します。

Windows
  • 物理ホストの場合

    インストール先フォルダ\agt7\agent\インスタンス名\

  • 論理ホストの場合

    環境ディレクトリ\jp1pc\agt7\agent\インスタンス名\

UNIX
  • 物理ホストの場合

    /opt/jp1pc/agt7/agent/インスタンス名/

  • 論理ホストの場合

    環境ディレクトリ/jp1pc/agt7/agent/インスタンス名/

設定項目

Remote Monitor Collectorサービス起動情報ファイルの設定項目を,次の表に示します。なお,ここに記載のない項目については無視してください。

指定値は,ラベルのあとの「=」に続けて指定します。行頭および「=」の前後には空白文字を指定しないでください。

表8‒2 Remote Monitor Collectorサービス起動情報ファイル(jpcagt.ini)の設定項目

セクション名

ラベル名

内容

Agent

Offset

監視対象からパフォーマンスデータの収集を開始するオフセット値を秒単位で指定する。

  • 指定値:1〜3600

  • デフォルト:10

設定手順

PFM - RMホストで,jpcagt.iniファイルのオフセット値を設定する手順を,次に示します。

  1. オフセット値を決定する。

    インスタンス環境に応じてオフセット値を決定します。複数のインスタンス環境で,パフォーマンスデータの収集を開始するタイミングを変える場合は,各インスタンス環境のオフセット値を決定してください。

  2. PFM - RM for Platformのサービスを停止する。

    PFM - RMホストにインストールしているPFM - RM for Platformのサービスを停止してください。クラスタシステムを利用している場合は,クラスタソフトから停止してください。

  3. jpcagt.iniファイルを編集する。

    テキストエディターなどでjpcagt.iniファイルを開き,Offsetラベルに手順1で決定したオフセット値を設定してください。

    オフセット値を20(秒)とする場合の設定例を,次に示します。

      :
    [Agent]
      :
    Offset=20
      :
  4. jpcagt.iniファイルを保存して閉じる。

  5. PFM - RM for Platformのサービスを起動する。

    PFM - RMホストにインストールしているPFM - RM for Platformのサービスを起動します。クラスタシステムを利用している場合は,クラスタソフトから起動してください。

注意事項