Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Remote Monitor for Platform


Available Memory

〈このページの構成〉

概要

Available Memoryアラームは,実際にアプリケーションが使用できる物理メモリーのサイズ(メガバイト単位)を監視します。

Windowsの場合

監視する値は,プロセスへの割り当て,またはシステムがすぐに利用できるゼロメモリー,空きメモリー,およびスタンバイメモリー(キャッシュ済み)の収集時の領域の合計です。

Linux,AIXまたはSolarisの場合

監視する値は,メモリーの空き容量に,キャッシュやバッファに割り当てられた解放可能な領域の容量を加えた値となります。

HP-UXの場合

監視する値に,キャッシュやバッファに割り当てられた解放可能な領域の容量は含まれません。

この値は,平均値ではなく最新の監視値となります。

主な設定

表6‒4 PFM - Web Consoleのアラームのプロパティ設定値(Available Memory)

PFM - Web Consoleのアラームのプロパティ

設定値

項目

詳細項目

基本情報

プロダクト

RM Platform

アラームメッセージテキスト

Effective Available memory is below %CVS megabytes

アラームを有効にする

する

アラーム通知

状態が変化した時に通知する

通知対象

アラームの状態変化

すべてのデータを評価する

しない

監視時刻範囲

常に監視する

発生頻度を満たした時にアラーム通知する

する

回しきい値超過

2

インターバル中

3

アラーム条件式

レコード

System Summary(PI)

フィールド

Effective Free Mem Mbytes

異常条件

Effective Free Mem Mbytes < 3

警告条件

Effective Free Mem Mbytes < 4

アクション

Eメール

コマンド

SNMP

異常,警告,正常

(凡例)

−:設定は常に無効です

アラームテーブル

PFM RM Platform Template Alarms 10.00

関連レポート

Reports/RM Platform/Troubleshooting/Real-Time/Memory Used Status (6.0)

注意

監視対象ホストがSolarisの非Global Zone環境の場合,このアラームは使用しないでください。非Global Zone環境でメモリの空き領域を監視したい場合はFree Mem Mbytesフィールドを監視するアラームを使用してください。