監視テンプレートの概要
PFM - RM for Platformで用意されているアラームやレポートを「監視テンプレート」と呼びます。アラームとレポートを定義する場合,次の方法があります。
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PFM - RM for Platformで定義されているアラームやレポートをそのまま使用する。
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PFM - RM for Platformで定義されているアラームやレポートをコピーしてカスタマイズする。
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ウィザードを使用して新規に定義する。
監視テンプレートのレポートとアラームは,必要な情報があらかじめ定義されているので,コピーしてそのまま使用したり,ユーザーの環境に合わせてカスタマイズしたりできます。そのため,ウィザードを使用して新規に定義をしなくても,監視対象の運用状況を監視する準備が容易にできるようになります。
この章では,PFM - RM for Platformで定義されている監視テンプレートのアラームとレポートの設定内容について説明します。
監視テンプレートの使用方法の詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の稼働分析のためのレポートの作成,またはアラームによる稼働監視について説明している章を参照してください。
- 注意
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監視テンプレートのアラームに設定されているしきい値は参考例です。監視テンプレートのアラームを使用する場合は,コピーして,環境やOSに合わせて適切なしきい値を設定してください。
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PFM - RM for Platformのセットアップファイルを,09-10より前のPFM - Managerへコピーしてセットアップを行った場合,監視テンプレートの次のアラームで異常条件が成立してもアラームが発行されないことがあります。
・Application Statusアラーム
上記のアラームを09-10より前のPFM - Managerで使用する場合,監視テンプレートからコピーして更新したものを使用してください。
監視テンプレートのApplication Statusアラームをコピーして更新する手順を次に示します。
1. PFM - Web Consoleの[メイン]画面のナビゲーションフレームで[アラーム階層]タブを選択する。
2. ナビゲーションフレームから[RM Platform]−[PFM RM Platform Template Alarms [APP] 09.10]を選択する。
3. メソッドフレームの[コピー]メソッドを選択する。
4. インフォメーションフレームの[新しいアラームテーブル名]にアラームテーブル名を入力し,[OK]ボタンをクリックする。
5. ナビゲーションフレームからコピーされたアラームテーブルのApplication Statusアラームを選択する。
6. メソッドフレームの[編集]メソッドを選択する。
7. インフォメーションフレームの[完了]ボタンをクリックする(設定内容を変更する必要はありません)。
また,09-10以降のPFM - Web Consoleで[プロセス監視の設定]から[プロセス監視用アラームでの監視の設定]の[開始]ボタンをクリックした場合,監視テンプレートのApplication Statusアラームがバインドされます。
09-10より前のバージョンのPFM - Managerを使用している場合は,[プロセス監視の設定]からアラームをバインドしないでください。
なお,この問題は,PFM - Managerを09-10以降にバージョンアップすることで解消できます。
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