3.9.2 PFM - RM for Platform使用時の注意事項
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PFM - RM for Platformを起動する前に,監視対象ホストにWMIまたはSSHで接続できることを確認してください。
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PFM - RM for Platformを新規にインストールした場合,「プログラムの追加と削除」ダイアログボックスを開いたときに,表示されるPFM - RM for Platformのアイコンが,最初に表示されたアイコンからすぐに別のアイコンに置き換わることがあります。これはアイコンの表示だけの問題であり,PFM - RM for Platformの動作に影響はありません。
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Remote Monitor CollectorサービスやRemote Monitor Storeサービスに対してjpctool service listコマンドを実行する場合の注意事項については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」のコマンドについて説明している章を参照してください。
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PFM - RM for Platformに対してjpcspm startコマンドおよびjpcspm stopコマンドを実行する場合の注意事項については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」のコマンドについて説明している章を参照してください。
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システムの変更などによりディスクデバイス名が指すディスクデバイスが変更された場合,同じディスクデバイス名であってもシステムの変更前と変更後でパフォーマンス情報の継続性が失われます。
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インスタンスの設定でRMHost_Userに指定したユーザーがログオフすると,アプリケーションイベントログに「Microsoft-Windows-User Profiles Service 1530」が登録され,性能情報が収集できなくなることがあります。この場合は次の手順を実施してください。
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Windowsの[スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択する。
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「gpedit.msc」を入力し,[OK]ボタンをクリックする。
[グループポリシー]画面が表示されます。
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[コンピュータの構成]−[管理用テンプレート]−[システム]−[ユーザープロファイル]をクリックし,ツリーを展開する。
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「ユーザーのログオフ時に強制的にユーザーレジストリをアンロードしない」を右クリックし,表示されたメニューから[プロパティ]を選択する。
[ユーザーのログオフ時に強制的にユーザーレジストリをアンロードしない]のプロパティ画面が表示されます。
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[設定]タブを選択し,[有効]をチェックする。
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[OK]ボタンをクリックする。
[ユーザーのログオフ時に強制的にユーザーレジストリをアンロードしないのプロパティ]画面が閉じます。
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OSを再起動する。
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ウィルス検出プログラムの影響で,Performance Managementが使用しているファイルおよびフォルダに対するファイルアクセスに排他制御によるロックが掛かることがあります。この影響で,次のような現象が発生するおそれがあります。
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Performance Managementが起動できない。
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性能情報の収集ができない,または遅延する。
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Performance Managementのコマンドが異常終了する。
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ログが出力できなくなり,トラブル発生時の調査ができなくなる。
Performance Managementの稼働中にウイルスチェックをする場合は,Performance Managementのインストールフォルダ以下のファイル(Storeデータベースの格納先を変更している場合は変更した場所も含む)を対象から外してください。
Performance Managementの停止中にウイルスチェックをしてPerformance Managementを再起動する場合は,Performance Managementのインストールフォルダ以下(Storeデータベースの格納先を変更している場合は変更した場所も含む)のウイルスチェックが完了したことを確認してください。
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Docker環境で運用する場合の注意事項は,JP1のWebサイトで公開しているドキュメントの「JP1/Performance Management Docker環境での留意点」を参照してください。