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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Remote Monitor for Platform


1.1.1 システムの負荷要因を究明し,システムリソースへの影響を把握します

ある特定の要因が基となってシステムに負荷が掛かっている場合,システム全体への影響を最小限に抑えるために,システムを正常な状態へ戻す必要があります。このため,システムの負荷要因を究明し,システムリソースへの影響を把握することは,システムの安定稼働を維持させるために,重要な作業の1つとなります。

パフォーマンスに問題が発生し,システムに負荷が掛かっている場合,次のような現象が負荷要因になっていると考えられます。

これらの負荷要因は,次に示すシステムリソースの状況を把握することで,解決に導くことができます。

PFM - RM for Platformでは,各種条件(同時接続ユーザーなど)を変更してパフォーマンスを監視したり,継続的にパフォーマンスを監視したりすることで,システムの負荷要因に対応するシステムリソースを把握できます。

システムリソースの状況を把握することは,システム構成の変更や調整が容易になったり,システムリソースのアップグレード計画が立てやすくなったりするなど,今後のシステム運用を検討する上でもメリットがあります。