5.4 稼働状況ログ
稼働状況ログとは,PFM - Web Consoleが出力するログ情報のことです。
稼働状況ログに出力される情報の形式について説明します。
- 出力形式
- 項目の説明
-
項目
内容
長さ(単位:バイト)
番号
ログ通番
4
ログ出力日時
ログが出力された日時が「YYYY/MM/DD hh:mm:ss.sss」の形式で出力される(ローカルタイム)。
各値の意味を次に示す。
YYYY:西暦年を示す。
MM:月を示す。
DD:日を示す。
hh:時を示す。
mm:分を示す。
ss:秒を示す。
sss:ミリ秒を示す。
23
プログラム名
「PFM-WebConsole」と出力される。
16以内
プロセスID
プロセスID:JavaVM がRuntime のインスタンスに付与したハッシュ値
8
スレッドID
スレッドID:java/lang/Thred オブジェクトのハッシュ値
8
メッセージID
メッセージIDが出力される。
11
種別
ログ出力の契機となるイベント種別コードが出力される。
イベント種別コードおよび意味を次に示す。
OC△△:オブジェクトの生成
OD△△:オブジェクトの消滅
FB△△:関数の開始
FE△△:関数の終了
EC△△:例外発生
ER△△:エラーメッセージ
PB△△:他プログラムからの呼び出し
PE△△:他プログラムへのリターン
△△△△:上記以外
4
メッセージ
メッセージが「[PFM####:%%%:$$]&&&&」の形式で出力される。
各値の意味を次に示す。
[:メッセージログIDの開始を示す。
- ####:ログ出力番号を示す。
-
ログ出力回数を0からカウントした0000〜9999の4桁の数値。9999の次は0000となる。
::セパレーター
- %%%:PFM - Web Consoleのイベント種別コードを示す。
-
種別コードおよび意味を次に示す。
FBI:主要メソッドの開始
FEI:主要メソッドの終了
FBS:メソッドの開始
FES:メソッドの終了
EC△:例外発生
ER△:エラー(-E)メッセージ
DP△:デバッグ情報
INF:情報(-I, -Q, -K)メッセージ
CAL:他プログラムの呼び出し
RET:他プログラムからのリターン
::セパレーター
- $$:ログレベルを示す。
-
出力するメッセージのトレースレベルを2桁の数値で示す。
数値とレベルの対応を次に示す。
01:FATAL
10:WARN
20:DEBUG
30:TRACE
]:メッセージログIDの終了を示す。
&&&&:メッセージテキストを示す。
1,023以内
- (凡例)
-
△:半角スペース
- 注意事項
-
ナビゲーションフレームで各階層のツリーが再描画される際,稼働状況ログにKAVJZ5999-Eメッセージが出力されることがありますが,動作には影響ありません。
- 出力例