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JP1 Version 12 JP1/Performance Management リファレンス


5.4 稼働状況ログ

稼働状況ログとは,PFM - Web Consoleが出力するログ情報のことです。

稼働状況ログに出力される情報の形式について説明します。

出力形式

[図データ]

項目の説明

項目

内容

長さ(単位:バイト)

番号

ログ通番

4

ログ出力日時

ログが出力された日時が「YYYY/MM/DD hh:mm:ss.sss」の形式で出力される(ローカルタイム)。

各値の意味を次に示す。

YYYY:西暦年を示す。

MM:月を示す。

DD:日を示す。

hh:時を示す。

mm:分を示す。

ss:秒を示す。

sss:ミリ秒を示す。

23

プログラム名

PFM-WebConsole」と出力される。

16以内

プロセスID

プロセスID:JavaVM がRuntime のインスタンスに付与したハッシュ値

8

スレッドID

スレッドID:java/lang/Thred オブジェクトのハッシュ値

8

メッセージID

メッセージIDが出力される。

11

種別

ログ出力の契機となるイベント種別コードが出力される。

イベント種別コードおよび意味を次に示す。

OC△△:オブジェクトの生成

OD△△:オブジェクトの消滅

FB△△:関数の開始

FE△△:関数の終了

EC△△:例外発生

ER△△:エラーメッセージ

PB△△:他プログラムからの呼び出し

PE△△:他プログラムへのリターン

△△△△:上記以外

4

メッセージ

メッセージが「[PFM####:%%%:$$]&&&&」の形式で出力される。

各値の意味を次に示す。

[:メッセージログIDの開始を示す。

####:ログ出力番号を示す。

ログ出力回数を0からカウントした0000〜9999の4桁の数値。9999の次は0000となる。

::セパレーター

%%%:PFM - Web Consoleのイベント種別コードを示す。

種別コードおよび意味を次に示す。

FBI:主要メソッドの開始

FEI:主要メソッドの終了

FBS:メソッドの開始

FES:メソッドの終了

EC△:例外発生

ER△:エラー(-E)メッセージ

DP△:デバッグ情報

INF:情報(-I, -Q, -K)メッセージ

CAL:他プログラムの呼び出し

RET:他プログラムからのリターン

::セパレーター

$$:ログレベルを示す。

出力するメッセージのトレースレベルを2桁の数値で示す。

数値とレベルの対応を次に示す。

01:FATAL

10:WARN

20:DEBUG

30:TRACE

]:メッセージログIDの終了を示す。

&&&&:メッセージテキストを示す。

1,023以内

(凡例)

△:半角スペース

注意事項

ナビゲーションフレームで各階層のツリーが再描画される際,稼働状況ログにKAVJZ5999-Eメッセージが出力されることがありますが,動作には影響ありません。

出力例

[図データ]